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注意欠陥・多動障害児の大脳半球間伝達機能

研究課題

研究課題/領域番号 03680055
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 家政学
研究機関お茶の水女子大学

研究代表者

水野 悌一  お茶の水女子大学, 家政学部, 教授 (00017237)

研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1991年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード視機能の発達 / 半球間伝達機能の発達 / 到達行動の発達
研究概要

〈目的〉乳幼児の視覚機能の発達についてはこれまでにも様々な形で研究がなされているが(M.J.Greenwald.1983など),いずれも両眼での視覚機能を対象としたものであり、単眼視の場合の乳児の反応についての研究は未だ試みられていない。そこで本研究は,正常な乳幼児について以下の3点を知るために実験を行ない、その視覚機能についての検討を行なうことを目的とする。
(1)単眼で対象物を見る際の顔の動き
(2)単眼による追視の可否
(3)単眼時にリ-チングを行なう際の手の左右差の有無
〈対象・方法〉胎児期より実験当日まで専門的な異常が指摘されていない生後2〜13カ月の正常乳幼児99名(男59名、女40名)を対象とした。一人の対象児に対して、(1)両眼で行なう場合(2)右目で行なう場合(3)左目で行なう場合、という3つの条件の下で上記3点について観察を行なう。
〈結果〉
顔の動き方:単眼での条件下で3〜5カ月児に、開いている目と同方向に顔を向ける反応が見られた。これは右目の場合も左目の場合も同様な反応を示す。
追視:両眼視から単眼視になると追視達成率が下がる。リ-チング:単眼視の条件下での方がリ-チングに出にくい。出される手の左右は、両眼・単眼に影響されない。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 水野 悌一: "先天代謝異常と中枢神経:LeschーNyhan症候群" Clinical Neuroscience. 9. 1222-1224 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] 水野 悌一: "コミュニケ-ション障害児の早期診断に関する縦断的研究" 平成2年度文部省科学研究費重点領域研究「コミュニケ-ション障害児の診断と教育に関する研究」. 7-9 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] 水野 悌一: "子どもの発達と治療教育ー子どもの発達と保育・教育(日本家政学会編)" 朝倉書店, 27 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] 水野 悌一: "神経心理学の進歩ー児童心理学の進歩(橋口英俊他編)" 金子書店, 25 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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