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高齢化時代,余暇時代における集まり生活と集まり空間システムに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 03680066
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 家政学
研究機関奈良女子大学

研究代表者

西村 一朗  奈良女子大学, 生活環境学部, 教授 (30043186)

研究分担者 桜井 康宏  福井大学, 工学部, 助教授 (40020234)
久保 妙子  聖母女学院短期大学, 学政学科, 講師 (00214990)
研究期間 (年度) 1991 – 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1992年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1991年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード高齢化社会 / 余暇社会 / 集まり生活 / 集まり空間システム / 集会所 / 余暇グループ / 芦屋浜シーサイドタウン / 平城相楽ニュータウン / エルダー・ラウンジ / 団地自治会事務所 / 余暇生活のグループ化 / 集まり空間 / コ-ポラティヴ住宅地 / 公営・公団住宅地 / 余暇生活グル-プ
研究概要

本年度は,一つには少し平面も異なった集会所を数ケ所近くに持つ団地において,それらの利用の仕方を広域的視点から調査研究したことと,二つ目には,余暇のグループ化に伴う問題を更に調査研究した。その結果,集会所の利用にあっては,近傍の管理範囲を越えたものであっても出来れば互いに使い回した方が良いとする住民要求動向を明らかに出来た。そのため,今後は管理の仕方を工夫する必要はあるが,互いに使うことによって,又将来,互いに性格の異なった集会所に特化改善することによって,住民の多様な「集まり生活」要求に応えてゆくことになるだろうとの結論的方向性を明らかに出来た。次に余暇のグループ化についてだが半数以上が何らかのグループ化されているし今後も増えてゆく傾向である。但し「公共」「商業」「共同」「自主」では,ほぼ四分されているが年齢や学歴等によって分布が異なり今後,やはり「公共」や「共同」の重要性が高まるであろうことが明らかとなった。また,その場としては,住居を含む身近な場と中間をとばして都市域の広い場に二分される傾向にあり,職場関連は低調となっている。
これらの集会所のあり方や余暇活動のあり方を通じて,より大きく言えば近代都市計画が一つの施設配置理論としてきた「段階構成」は再考されてゆく必要があることが示唆されよう。つまり「ヒエラルキー的な段階構成」から「相互乗り入れ的ネットワーク構成」へであり,又,「スキップ型の構成」へである。今後詰められるべき課題である。

報告書

(4件)
  • 1993 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1992 実績報告書
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 奈良女子大学住生活学研究室編(共著者に西村一朗含む): "住生活と住教育" 彰国社, 271 (1993)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1993 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Ichiro NISHIMURA: "Assembling Life and Assembling Space" from the book "Living style around House and Housing Education". Shokokusha Press, 159-170 (1993)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1993 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 奈良女子大学住生活学研究室編(共著者に西村一朗含む): "住生活と住教育" 彰国社, 271 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 西村 一朗・久保 妙子・横越 香奈子: "集合住宅地における「集まり生活」と「集まり空間」に関する調査研究" 日本建築学会大会学術講演梗概集(北陸). 271-276 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 扇田 信,今井 範子,疋田 洋子,町田 玲子,西村 一朗: "住まいを考える" 彰国社, 121 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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