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寝具における熱および水分移動の解析的研究

研究課題

研究課題/領域番号 03680078
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 家政学
研究機関共立女子大学

研究代表者

芳住 邦雄  共立女子大学, 家政学部, 助教授 (60220620)

研究分担者 竹内 正顯  桐蔭学園横浜大学, 工学部, 教授 (70163384)
研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1991年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード寝具 / 熱移動 / 水分移動 / 拡散方程式 / 拡散 / 拡散係数 / ポリエステル / 綿
研究概要

1.本研究の目的は、蒲団における熱および水分の移動現象を解析的に解明しようとするものである。これらが、温度勾配あるいは水蒸気分圧勾配に応じて移動すね過程を拡散方程式により記述し、その解を求めることにより蒲団内における熱および水分の移動特性を明らかにすることに主眼をおいている。
2.実験は、人工気象室において、夏および冬の季節に擬した高低温および高低湿の組み合わせによる環境条件で着用実験を行なった。蒲団ワタとしては、吸湿性のある綿および吸湿性のないポリエステルを用いた。こうした実験用寝具を用い、被験者を就寝させて、そのときの寝具内外の温湿度および熱流量を測定した。
3.実験結果の解析では、敷蒲団を無限平板とみなして行なった。すなわち、熱および水分の移動を1次元非定常の拡散現象として扱い、その解を解析解および数値解として求めた。こうした解と実測値とを照合し、蒲団における熱拡散係数および水蒸気拡散係数の見積りを行なった。本研究により、実用の蒲団という複雑な系においても、輸送論からのアプロ-チが有効であることを示すことができた。こうした成果は、快適性を確保するための基礎的情報として有用であると言える。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] K.Yoshizumi&M.Takeuchi: "Application of a Diffusion Equation to Water Vapor Transport through a Japanese Style Matlress" J.Textile Institute.

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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