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ポリエステル繊維及び綿混紡繊維の難燃化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 03680080
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 家政学
研究機関日本女子大学

研究代表者

増子 富美  日本女子大学, 家政学部, 講師 (10060708)

研究期間 (年度) 1991 – 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1992年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1991年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード難燃性 / ポリエステル繊維 / ポリエステル / 綿混紡繊維 / ビニルホスホナートオリゴマー / パッドスチーム法 / 電子線照射 / LOI / 酸素指数(LOI) / ビニルホスホナ-トオリゴマ- / パッド・スチ-ム法 / 接炎回数
研究概要

ポリエステル(PET)またはポリエステル/綿混紡繊維に難燃性モノマーであるビニルホスホナートオリゴマー(Fyrol76)、アクリルアミド(AA)を用い、パッドスチーム法あるいパッドスチーム電子線照射法による難燃処理について検討した。パッドスチーム法では開始剤として過硫酸アンモニウム(APS)などを用い、モノマー濃度25%、開始剤濃度はモノマー濃度の10%として加工を行った。電子線照射の場合は線量を3KGreyとした。付着率は重量法で求めた。P量は(燃焼フラスコ法+リンバナドモリデブン酸法)、N量はケルダール法により測定した。難燃性は酸素指数式燃焼試験機及び45度燃焼試験器により求めた。
パッドスチーム法によりPETあるいはポリエステル/綿混紡繊維にFyrol76及びAAを用いて処理すること、燃えにくくなる。PETでは処理後のLOI値は限界LOI値28以下であったが、接炎法によれば、接炎回数3回以上を示し、十分な難燃性を示した。また、洗濯5回までは難燃性を保つ。ポリエステル/綿混紡の場合は湯洗い後も付着効率100%以上を示し、効率よく付着する。
電子線照射による加工では、パッドスチーム電子線照射(P-S-I)法とパッド電子線照射(P-I)法について比較検討した。電子線照射処理ではFyrol76の反応性が高い。PET、ポリエステル/綿混紡繊維いずれにおいても(P-S-I)法では、Fyrol76の混合比率が高いほど湯洗いによる低下も低い。特に、Fyrol76のみの処理では、LOI値28を示し、スチーミングの効果があらわれた。

報告書

(3件)
  • 1992 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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