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情報概念と生命概念の相互関係についての歴史的・理論的研究

研究課題

研究課題/領域番号 03680095
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 科学技術史
研究機関南山大学

研究代表者

横山 輝雄  南山大学, 文学部, 助教授 (80148303)

研究期間 (年度) 1991 – 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1993年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1992年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1991年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワード情報 / 生命 / エントロピー / 進化 / 自己組織化 / 暗黙知 / 自然哲学 / 物理主義 / 自然主義 / 科学的説明 / 進化論的認識論 / 道具主義 / 実在論 / デュエム / デュエム・クワイン・テーゼ / プロト・バイオロジ- / 構造生義生物学 / フレ-ム問題
研究概要

情報概念と生命概念の相互関係について歴史的・理論的に分析してきたが、一方でテューリングやノイマンらの理論研究が、抽象的な形で生命概念にたどりつきをもったのに対し、DNAの発見以降の分子生物学では、概念的用語として情報理論関係のものが転用されている。それらは、さかのぼれば、シュレディンガーの『生命とは何か』におけるエントロピーについての議論につながるが、その問題を理論的にどう統一するかが今日の重要な自然哲学的課題であり、特に自己組織化、自己生成系(システム)についての理論的分析が鍵となる。それはまた、人工知能研究におけるバイオ化、生命指向において、暗黙知などや身体知をどう扱うかという問題とも関連している。そしてそれらにおいて何をもって「説明」とみなすかという問題があり、それらは、現代における「自然哲学の復興」ともかかわってくる。進化論的認識論(ホパーらの)や行動学における学習理論(ローレンワなど)との関連もさらに見出されたが、それらの同時並行的独立研究であり、それらを今日の立場から理論的に関係づけを行なったことが今年度の本研究の成果である。

報告書

(3件)
  • 1993 実績報告書
  • 1992 実績報告書
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 横山輝雄: "科学的説明に関する二つのパラダイム" 科学哲学. 26. 15-24 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 横山輝雄: "進化理論と社会" 講座迫化(東京大学出版会). 2. 55-96 (1991)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 横山 輝雄(共著): "進化思想と社会" 東京大学出版会, 42 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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