• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

中高年男性用の活力年齢推定式の提案およびその妥当性の検討

研究課題

研究課題/領域番号 03680102
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 体育学
研究機関筑波大学

研究代表者

田中 喜代次  筑波大学, 体育科学系, 助教授 (50163514)

研究分担者 中塘 二三生  大阪府立看護短期大学, 一般教育系, 教授 (50079125)
松浦 義行  中京女子大学, 体育学部, 教授 (20026743)
浅野 勝己  筑波大学, 体育科学系, 教授 (30015911)
松田 光生  筑波大学, 体育科学系, 教授 (20110702)
研究期間 (年度) 1991 – 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1993年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1992年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1991年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード老化 / 加齢 / 生物学的年齢 / 活力年齢 / 心疾患 / 中高年 / 運動療法 / 健康度 / 有酸素性運動 / 高血圧
研究概要

筆者らはヒトの健康度・老化度を表す尺度として活力年齢(vital age:VA)なる概念を提唱し、以下に示すVA推定式を作成・提案しているが、いかなる推定式もその作成に利用した集団(標本)に最も良くあてはまる。他の標本から得られるデータについても、その推定式の妥当性が確保できるかどうかは疑問である。当該年度はこの点に着目して検討を加えた。一般健康成人42名については、暦年齢(CA:56.6±7.9歳)とVA(56.1±9.9歳)との間に有意差が認められなかったが、冠動脈疾患群(CHD;n=22)ではVA(65.1±10.9歳;48.7-86.2歳)はCA(56.4±8.9歳;41-70歳)よりも有意に高かった。22名中、21名においてVAはCAを上回った。なお、VAとCAの相関は一般群でr=0.76、CHD群でr=0.62であった。以上のことから、筆者らが作成したVA推定式の交差妥当性は高いと結論できる。
VA=15.16VS+0.201CA+39.06
VS=2.22+0.024X_1+0.011X_2+0.002X_3+0.002X_4-0.046X_5-0.013X_6-0.025X_7-0.008X_8-0.241X_9-0.008X_<10>
VA=活力年齢(歳),VS=活力指数,CA=暦年齢(歳)
X_1=肩甲骨下部皮下脂肪厚,mm;X_2=収縮期血圧,mmHg;X_3=コレステロール,mg/dl;X_4=トリグリセライド,mg/dl;X_5=乳酸性閾値(またはAT)に相当する酸素摂取量,ml/kg/min;X_6=乳酸性閾値(またはAT)に相当する心拍数,b/min;X_7=反復横とび,step/20 sec;X_8=閉眼片足立ち,sec;X_9=1秒量,1;X_<10>=ヘマトクリット(%)

報告書

(4件)
  • 1993 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1992 実績報告書
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 田中 喜代次,松浦 義行,浅野 勝己,松田 光生,中塘 二三生: "CHD危険因子に基づく活力年齢ー成人男性用の推定式ー" 動脈硬化.

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

URL: 

公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi