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一般市民のスポ-ツ意識とスポ-ツ行動の相関分析

研究課題

研究課題/領域番号 03680103
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 体育学
研究機関東京大学

研究代表者

青山 昌二  東京大学, 教養学部, 教授 (40012455)

研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
500千円 (直接経費: 500千円)
1991年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワード質問紙法 / 郵送法 / 意識調査 / 身体意識 / スポ-ツ施設 / 学校開放 / スポ-ツ教室 / 体育指導委員
研究概要

近年のいわゆる余暇の増大や運動不足に代表される社会問題から、スポ-ツクラブやトレ-ニングセンタ-等のスポ-ツ施設はどこも盛況を来たしている。しかし、一方では、こうした施設の盛況とは別に、仕事仕事で運動するヒマなど全くない、運動する気になどなれないといった人たちも増えていることも、これまた事実である。運動やスポ-ツをやる人とやらない人、言い換えると運動やスポ-ツに近づいて行く人と、反対にますます遠ざかっていく人、この両極分解が今や止目さるべき問題である。本研究は、視点をここにおいて、質問紙法による46問からなる調査を実施し、この実態を把握するとともに、運動やスポ-ツに近づいている人と遠のいている人との対比から運動やスポ-ツに近づく手がかりを得ようとしたものである。
調査は、東京都内T市の20歳以上の男女を対象(層化2段無作為抽出)として郵送法によって行い、1227名の回収(回収率38%)を得た。
分析結果の一部について述べると以下のとおりである。運動実施群(週1回以上実施)と非実施群(この1年間しなかったと回答した者)との対比では、体力の自己評価は非実施群に「低い」側への回答が断然多く(非実施群男性59%・女性69%)、運動不足感を強く持つ者の割合も同様に非実施群に圧倒的に多い(男性46%・女性51%)。非実施群の運動やスポ-ツをしない理由として多くあげられている項目は、やはり「仕事が忙しい」「近くに場所や施設がない」「何となく」「健康上の理由」であった。いわゆるヒマ、金・場所の金は3%にとどまっていた。実施群と非実施群の現実の身長・体重及び自分の理想とする体重平均値は、男性166.9cm・62.3kg及び61.2kgと165.7cm・61.7kg及び60.3kg、女性155.1cm・52.2kg及び49.2kgと154.6cm・52.0kg及び48.7kgであり、身長に対する体重の回帰で比較して両群に有意差は認められなかった。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 青山 昌二: "社会人にみるスポ-ツ意識と身体意識の相関分析" CIRCULAR(日本体育学会測定評価専門分科会). 53. (1992)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] 青山 昌二: "社会人のスポ-ツ行動に関する調査分析" 体育学記要(東京大学教養学部). 27. (1993)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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