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シャトル・スタミナテスト(SST)による中・高年齢者の評価法について

研究課題

研究課題/領域番号 03680128
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 体育学
研究機関大阪体育大学

研究代表者

金子 公宥  大阪体育大学, 体育学部, 教授 (00067232)

研究分担者 淵本 隆文  大阪体育大学, 体育学部, 助教授 (90133537)
宍倉 保雄  大阪体育大学, 体育学部, 助教授 (60067254)
山崎 武  大阪体育大学, 体育学部, 教授 (50067237)
研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1991年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード全身持久力 / 体力テスト / 中高年齢者
研究概要

全身持久力の測定・評価法については、生理学的には最大酸素摂取量(VO_2max)が最も適当な指標とされているが、特定の機器や専門的な知識・技術が必要であり、また多人数を短時間に測定することが難しい。一方、簡便なフィ-ルドテストとしての踏み台昇降テストには、最大酸素摂取量との相関に疑問があり、持久走テストには、広いグラウンドを必要とするという難がある。
そこで、申請者らは、屋内の10m区間を3分間全力で往復する際の走距離で持久性を評価する「シャトル・スタミナテスト(Shuttle Stamina Test;以下SSTと略す)」を考案し、その妥当性と安全性を検討してきた。
本研究では、このSSTにおける中・高齢年齢者のための評価基準(評価表)を作成するため、本テストを20〜50歳代の健康な男性計1503名に適用し、次の成果を得た。
1.SST以外の体力テストも同時に行い、Tスコアを用いた統計手法で加齢に伴う低下を調べたところ、SSTにおける低下は、立位体前屈、閉眼片足立ち、垂直跳びの低下より明らかに小さく、反復横跳び、上体起こし、垂直跳びの低下と同等の大きな低下(50歳代には20歳代の55ー65%)を示した。
2.SST成績における年齢階級別の度数分布の正規性を検討したところ、すべての年齢階級で統計的に有意な正規性が認められたため、平均値±0.5標準偏差を「普通(3)」とする5段階の評価基準(表)を作成した。
3.この評価基準を某企業の健康男性361名(無作為抽出)に適用したところ、各年齢階級の分布が「3」を中心とした正規性を示し、評価基準の有効性が確認された。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書

URL: 

公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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