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細胞接着に関与する接着分子の機能ドメインの同定とその糖鎖構造の機能証明

研究課題

研究課題/領域番号 03680158
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 物質生物化学
研究機関近畿大学

研究代表者

吉田 元信  近畿大学, 食品科学研究所, 講師 (80192425)

研究分担者 山田 友紀子  近畿大学, 食品科学研究所, 講師 (80158229)
研究期間 (年度) 1991 – 1992
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1991年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード細胞接着分子 / 細胞性粘菌 / 突然変異株 / トランスフォ-メ-ションベクタ-
研究概要

私達は細胞性粘菌の細胞集合期における細胞接着機構を分子レベルで解明すベく研究を進めてきましたが,これまでに,この細胞接着には分子量8.0万の膜糖タンパク質であるcontact site Aが重要な役割を担っていることを明らかにした。本年は2年間の研究助成期間の初年度にあたり、研究目標達成のために必要とされるプロ-ブを準備することに集中した。
1.contact site Aに対するcDNAの5'末端に細胞性粘菌アクチン6遺伝子のプロモ-タ-を継ぎ,これを細胞性粘菌特異的なトランスフォ-メ-ションベクタ-pA15TXにライゲ-ションし,contact site A発現ベクタ-を作成し,これをpA15CSと名付けた。現在,pA15CSをcontact site A欠損突然変異株HG764に導入し,G418による形質転換細胞のスクリ-ニングを進めている。
2.contact site Aに対する特異的な抗体を作成するために,contact site Aに対するcDNAを外来遺伝子発現ベクタ-pKKー233にライゲ-ションし,これをpKK10と名付けた。IPTGにより,pKK10はcontact site Aを発現していることを確認している。現在これを用いて,抗体作成のための抗原を準備している。
3.pKK10のHind III処理により,contact site A cDNAの3'末端半分領域を欠損したcontact site A cDNAを作成した。これをpKK6と名付けた。pKK6のcDNAを細胞性粘菌トランスフォ-メ-ションベクタ-pA15TXにライゲ-ションすることにより,細胞接着能へのcontact site AC末端半分領域の関与の有無を証明できる。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] M.Yoshida: "Mutants of Dictyostelium discoideum with altered carbohydrate moieties of contact site A" Cell Struct.& Funct.16. 383-390 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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