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ヒスタミンNメチル基転移酵素遺伝子の解析

研究課題

研究課題/領域番号 03680167
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 代謝生物化学
研究機関大阪大学

研究代表者

黒田 正男  大阪大学, 医学部, 講師 (90028556)

研究分担者 今村 育男  大阪大学, 医学部, 助手 (90176496)
堀尾 嘉幸  大阪大学, 医学部, 助手 (30181530)
大和谷 厚  大阪大学, 医学部, 助教授 (30116123)
研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1991年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードヒスタミンNメチル基転移酵素 / ヒスタミン / 大腸菌での発現 / 免疫組織化学 / in situ hybridization
研究概要

ヒスタミンNメチル基転移酵素(HistaminーNーmethyltransferaseHMT)はジアミン酸化酵素(Diamine Oxidase,DAo)と共にヒスタミンの主要代謝酵素であり脳などにおいては唯一のヒスタミン分解酵素である。本酵素の局在や発現調節を研究することはヒスタミンのより深い理解に必須であり、本年度内に以下の成果が得られた。
(1)大腸菌での発現と抗体作成:HMTは以前より高親和性の抗体が得られず、充分な免疫組織化学的研究が出来なかった。今回はクロ-ニングしたラット腎HMTcDNAを大腸菌に組み込み、多量のHMT発現に成功した。発現酵素を精製したところ天然体と分子量、等電点、基質に対する親和性、活性のpH依存性などで区別不能であった。ウサギに免疫して作成した抗体は以前に得たものより大きなBmaxを持っていたが親和性には差がなく、免疫組織化学は成功しなかった。しかし、本抗体はラットにマウス、モルモットのHMTも免疫ブロッテイング上同等の活性を示すので、広範な酵素学的研究には応用出来ると考えられた。免疫組織化学の成功をめざして現在ニワトリの抗体を作成中であり現在特性を検討中である。
(2)in situ hybridization
HMT発現の局在を調べるためin situ hybridizationをおこなったが脳、小腸、腎で有為なingnalは検出出来なかった。これは酵素がまばらな分布をしているためと思われる。
(3)遺伝子解析
現在Genomic Libraryからのクロ-ニングにまだ成功してない。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] H.Mizuguchi: "Immnoーcrossーreactivity of histidine and dopa decarboxylases Enzymes dependent of pyridoxal phosphate and other carbonyl compounds as cofactors.(Eds.T.Fukui,H.Kagamiyama,K.Soda & H.Wada)" PERGAMON PRESS, 656 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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