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中学校理科進化教材の開発とそれらの体系代に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 03680237
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究機関国際武道大学

研究代表者

小林 学  国際武道大学, 体育学部, 教授 (30114078)

研究分担者 根本 匡文  筑波大学, 学校教育部, 講師 (70228295)
研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
キーワード中学校理科 / 生物の進化 / 植物の進化 / 個体発生と系統発生 / 動物の進化
研究概要

1 研究の目的 学習指導要領が改訂され,中学校理科に新しく加えられた進化にかかわる教材開発とそれらの体系化を行う。進化は長大な時間の中で行われるため,教科書や教師の講議が中心になりがちである。本研究は,できるだけ生従の観察や記録を重視する教材開発を行った
2 開発した教材
(1) イチヨウの葉から進化を知る「植物の進化は、その幼形に移行する」といわれている。また地質時代のイチヨウの葉の切れ込みは,時代とともに少なくなる傾向がある。これらのことをふまえて、葉の分類方法、池錠の仕方を開発し,筑波大附属中,秋田醍醐中などで実践してもらった。その結果,数値にばらつきはあるものの、大きくみてこれらのことが実験できた。
(2)カエルの発生と進化 「個体発生は系統発生を繰り返えす」というヘッケルの説には多くの反対意見がある。しかし、カエルの発生の過程における外鰓の形成、鰓ぶたの形成は、進化の様子を知るものとして興味がある。本研究は、このためのワ-クシ-ト、手引書をつくり、今春,実施中である。
(3)両生類,八虫類,鳥類の脚の比較観察 鳥類と八虫類が近縁であることは鳥の脚のウロコのあることによって示されている。しかし,コピ-をとって,これらの様子の分かる写真・絵をつくることがむずかしく、改善の余地はあるが、ワ-クシ-トを作成した。
(4)新ビ-グル号探検討の教材代 平成3年11月27日 TBSテレビで放映した前記の映像は、まことにすばらしいもがある。 この内容の分析、ワ-クシ-トを作成し、前記の中学校で実施した。生徒は感激した多くの記録を残した。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 小林 学: "中学校理科進化教材の開発とそれらの体系化" 理科の教育(日本理科教育学会).

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1993-03-16   更新日: 2016-04-21  

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