• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

補助情報を用いた項目反応モデルの堤案と評価項目の選択の最適化

研究課題

研究課題/領域番号 03680239
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 科学教育
研究機関東京工業大学

研究代表者

繁桝 算男  東京工業大学, 工学部, 教授 (90091701)

研究分担者 松田 稔樹  東京工業大学, 工学部, 助教授 (60173845)
市川 雅教  東京外国語大学, 外国語学部, 講師 (20168313)
赤堀 侃司  東京工業大学, 教育工学開発センター, 教授 (80143626)
研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1991年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード項目応答理論 / 自信度 / 教育評価 / 2変量正規分布 / 認知的要因
研究概要

補助情報を用いた項目反応モデルとして、自信度を補助情報とする分析方法は実用化に近づいている。本年は、実デ-タへの適用と、その結果に基づいて最適な教授方法に判別する方法について発表した(教育心理学会第33回発表論文集,777ー778)。また、その理論面についてまとめた(統計数理,119ー120)。今年度は潜在的な自信度と能力との間の相関係数ρを、各被験者iごとに異なる付随母数ρiとせず、母集団を表す2変量正規分布の母数ρとする。こうすることによってρiの推定に伴う統計理論的、数値計算的問題を回避することができる。従来のプログラムを抜本的に改訂し、他のユ-ザ-も容易に利用できるような汎用的なプラグラムを開発した。今月中に約2000名の被験者のデ-タを得る予定であり、この実デ-タの分析から、最適な教授方法への割当ル-ルを検討する。
本年度、上記のような具体的成果とともに、認知的要因を組み入れた項目応答理論に複雑なモデルを用いることの意義などを考察するシンポジウムを組織した(日本教育心理学会第33回発表論文集,S9ーS13)。また、項目応答理論の現在の発展の集大成と言うべきEducational Measurementの第2版を、編集者の一人として翻訳し、本年中に出版される予定である。

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 繁桝 算男: "補助情報を用いた項目反応モデル" 統計数理. 39. 119-120 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

URL: 

公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi