研究課題/領域番号 |
03680247
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 兵庫教育大学 |
研究代表者 |
正司 和彦 兵庫教育大学, 学校教育研究センター, 教授 (10029283)
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研究分担者 |
長瀬 久明 兵庫教育大学, 学校教育研究センター, 助教授 (10127269)
岩脇 三良 昭和女子大学, 大学院生活機構研究科, 教授 (70065142)
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研究期間 (年度) |
1991 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1992年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1991年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | ハイパーメディア / データベース / オーサリング / 動的リンク / ハイパーカード / 教材 / 学習支援システム / 認知科学 / マルチメディア教材 / 学校教育 / 理解 / メンタルモデル / オ-サリニグツ-ル / 画像デ-タベ-ス |
研究概要 |
本研究では、認知モデルによって児童・生徒の教材理解過程を明らかにし、理解深化のためのマルチメディア教材構成法(オーサリング)について検討を加え、オーサリングツールの開発と教材作成を行なうとともに、マルチメディア教材による学習指導法を提案することを目的として研究が行なわれた。 研究の成果は次のとうりである。 1 認知科学的アプローチにおけるインタラクション分折とメンタルモデルの理論によって、子どもの理解過程を考察した。どのような学習支援が子どもの理解を深化させるかを、小学校、中学校における算数・数学の具体的な教材で明かにした。また、これに基づいて学習支援のためのハイパーメディア機能について検討した。 2 ハイパーメディアの画像データベースを教育利用の観点から検討し、ハイパーカード上にもキーワード検索機能を付加して画像の分類と検索のためのツール開発を行なった。 3 オーサリングにおいて素材の意味的関係を扱うことのできるツールを、動的リンク機能を用いて開発した。これによって子どもの意図をより柔軟に受け入れることができ、しかも教師にとっても、教材作成(オーサリング)が容易になることが確認できた。 4 理科や社会科についてハイパーメディア教材を具体的に作成した。とくに社会科ではメディアミックスとしてのハイパーカード教材の効果を授業践によって確かめることができた。
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