研究分担者 |
島田 茂 東京理科大学, 理学部・一部, 教授 (00000034)
松尾 吉知 東京理科大学, 理学部・二部, 教授 (60103024)
柴田 敏男 東京理科大学, 基礎工学部, 教授 (70130333)
宮原 靖 東京理科大学, 理学部・一部, 教授 (50120217)
山田 俊彦 東京理科大学, 理学部・一部, 教授 (30087027)
羽鳥 裕久 東京理科大学, 理学部・一部, 教授 (90130335)
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研究概要 |
最終年度であるから,研究のまとめと今後の展望を開く意味で以下のような研究を行った。それをもとにして,IIIの研究課題を残した。 I,教材リストの作成 現在までに開発した教材の利用度を高めるために,教材を分類し科目別に整理し,それに解説をつけることにした。 「科目別による活性化教材の分類」山形・小国高・槙誠司他 II.評価法の開発 活性化教材の効果の測定手段は從来,生徒にアンケート調査を行う方法が最も多く行われているが,教材の評価に客観性を与える評価手段の開発をするために,生徒の解決行動の観察より手がかりを求めた。 (1)教材の実践的評価 開発した教材の効果を実践的に評価するために,シート,ビデオ等を用いて,生徒の反応を分析した。 「数学化教材の活性化に関する実証的研究」東京・豊島高・吉澤郁生 「ピタゴラスの定理のいろいろな証明」慶応義塾中等部・牧野正博 「ポアッソン分布の授業実践」東京・東高・高橋雅信 「45度の投げ上げが一番遠くへとどく?」昭和第一高・菊地勇 (2)教材の測定用具の開発 「活性化の測定用具の開発について」鳥取・境高・倉光博史・東京理大・長野東 III.今後の研究課題 以上のようなレポートより得た知見をもとにして,生徒の学習の活性化にいたる学習行動のモデルを策定し,そのモデルを不活性状況をおこしやすい教材や授業に適用したい。それによって,現在の数学離れの症状に対する治療法を提言したい。
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