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パソコン実習システム用サーバのフォルトトレラント性の実現

研究課題

研究課題/領域番号 03680251
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 科学教育
研究機関武蔵工業大学

研究代表者

松山 実  武蔵工業大学, 工学部, 助教授 (60102703)

研究分担者 横井 利彰  武蔵工業大学, 工学部, 助教授 (80182682)
研究期間 (年度) 1991 – 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1992年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1991年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワードパソコンサーバ / フォルトトレランス / フォルトアボイダンス / 同報通信 / 実習システム / レポート受付システム / パソコンサ-バ / フォルトトレラント性 / レポ-ト受付システム
研究概要

パソコンで構成した情報教育実習システム用のサーバのフォルトトレラント性の実現技法を研究し,併せて実運用するシステムとして実現することを目的として本研究を行った。
フォルトトレラント性は,その実現対象の範囲・レベルに応じて種々の機器構成と技法が考えられるが,パソコンが安価,ハードウェアの改造不要などの理由により,2台のパソコンをサーバとして用いることにした。端末からは同報通信で同じ情報を2台のサーバに記録させるようにしてフォルトトレラント性を高めることにした。
まず,端末から同報通信で2台のサーバにファイル転送のみを行うプログラムを作成して予備実験を行った。その結果,1台のサーバを停止させても残りの1台がサーバ機能を継続できることを確認した。このプログラムを従来から開発・運用してきたレポート提出・受付システムに応用するための改造を行い,テスト運用した後,本運用に入った。2台のサーバ間の速度差を吸収して,同じ情報を記録させるには,サーバ間の同期用信号の送受信を行なわなければならず,そのため,サーバが1台のみであった従来システムに比べて応答速度が低下したが,学生が感知できるほどではなかった。
さらに,機械的動作部分の多いハードディスクへのアクセス回数を低減して,フォルトアボイダンスを向上させるため,RAMディスクを疑似的にディスクキャッシュとして活用するよう当システムを改良した。このため,無瞬断電源装置が必須となり,停電時のRAMディスク上のファイルの退避やサーバ自体の自動停止などの機能を実現した。
本研究では,市販のハードウェアをそのまま用いてフォルトトレラント性をソフトウェア的に実現したので,数年毎の実習機器の更新にも容易に対応できるシステムとして実現できた。

報告書

(3件)
  • 1992 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (12件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (12件)

  • [文献書誌] 松山 実,横井 利彰: "パソコンサーバのフォルトトレラント性実現の一手法" 情報処理学会第44回全国大会講演論文集. 1-19-1-20 (1992)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1992 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 松山 実,横井 利彰: "レポートプログラムの処理システムについて(その2)" 日本産業技術教育学会第35回全国大会講演要旨集. 101-101 (1992)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1992 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 松山 実,横井 利彰: "パソコンサーバのフォルトトレラント性実現の一手法(2)" 情報処理学会第45回全国大会講演論文集. 1-31-1-32 (1992)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1992 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 松山 実,横井 利彰: "実習用パソコンサーバのフォールトトレランス実現の一手法" 情報処理学会論文誌. 34. 371-379 (1993)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1992 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] M.Matsuyama and T.Yokoi: "Fault-Tolerancy of PC-Sever (in Japanese)" Proc. of 44th National Convention of Information Processing Society of Japan. 1-19-1-20 (1992)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1992 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] M.Matsuyama and T.Yokoi: "On Report-Processing System (No.2) (in Japanese)" Proc. of 35th National Convention of Japanese Society of Technology Education. 101 (1992)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1992 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] M.Matsuyama and T.Yokoi: "Fault-Tolerancy of PC-Server (No.2) (in Japanese)" Proc. of 45th National Convention of Information Processing Society of Japan. 1-31-1-32 (1992)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1992 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] M.Matsuyama and T.Yokoi: "Fault-Tolerance of PC-Server of PC-Server for Computer-Lab (in Japanese)" Transaction of Information Processing Society of Japan. Vol.34, No.3. 371-379 (1993)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1992 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 松山 実, 横井 利彰: "レポートプログラムの処理システムについて(その2)" 日本産業技術教育学会第35回全国大会講演要旨集. 101-101 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 松山 実, 横井 利彰: "パソコンサーバのフォルトトレラント性実現の一手法(2)" 情報処理学会第45回全国大会講演論文集. 1-31-1-32 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 松山 実, 横井 利彰: "実習用パソコンサーバのフォールトトレランス実現の一手法" 情報処理学会 論文誌. 34. 371-379 (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 松山 実,横井 利彰: "パソコンサ-バのフォルトトレラント性実現の一手法" 情報処理学会第44回全国大会講演論文集. 1-19 1-20 (1992)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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