| 研究課題/領域番号 |
03680261
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| 研究種目 |
一般研究(C)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 研究分野 |
教科教育学
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| 研究機関 | 東京学芸大学 |
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研究代表者 |
伊藤 説朗 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (30117329)
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| 研究分担者 |
清水 美憲 東京学芸大学, 教育学部, 助手 (90226259)
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| 研究期間 (年度) |
1991 – 1993
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| 研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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| 配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1992年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1991年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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| キーワード | 計算指導 / 電卓 / 見積もり / カリキュラム / 計算の指導 / 見積もりの指導 / 電卓の活用 |
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| 研究概要 |
本研究の目的は、小学校算数科における計算及び見積もり指導の問題点を明らかにするとともに、その改善についての具体的な提案を行うことである.この目的のために,3ヶ年計画のもとに次のような研究を行った.
1.現在の計算指導の問題点を把握するために、教科書の分析を中心に,第1から第6学年までの指導内容について、指導のねらい・指導内容・指導時間を分析し、現行カリキュラムの問題点を考察した.この分析を通して、現行の計算指導では複雑なアルゴリズムの習熱に当てられる部分が予想以上に大きいこと、見積もりの指導や電卓利用による指導については、その実際の扱いについてこれから明らかにすべき事柄が多いことがわかった.
2.算数科における計算指導の新しいカリキュラム作成の基本方針を検討し、この方針に基づいて、第1学年から第6学年までの計算に関するカリキュラム案を示した.このカリキュラム案では、筆算、見積もり、暗算、電卓の4項目の指導内容を、現行カリキュラムと対比して示した.
3.このカリキュラム案を具体化した実験授業を行って児童の学習状況を分析し、カリキュラム案の部分的な評価を試みた.
4.新しいカリキュラム実行のための基礎資料として、小・中学校教師及び小学校児童の保護者が現在の計算指導をどのように考えているか、これからの計算指導に何を期待しているのかを調べた.その結果,例えば小学校教師の約7割は現在の指導内容を削減する必要があると考え、また現在の計算指導の方法についても変える必要を感じていることなどが明らかになった.
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