研究課題/領域番号 |
03801024
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 玉川大学 |
研究代表者 |
多田 建次 玉川大学, 文学部, 教授 (10105083)
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研究期間 (年度) |
1991 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1992年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1991年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 五人組制度 / 五人組帳前書 / 社会教育 / 隣保制度 / 教諭書 / 教諭所 / 郷学〓 / 教論書 / 教論所 |
研究概要 |
教育の分類としては、しばしば家庭教育・学校教育・社会教育の3つがあげられる。今日では、子どもの成長過程にしめる影響力では、学校教育の比重が、いちじるしく高いことは周知のとおりである。もちろん他の2つが無視されてよいはずはなく、この3者がそれぞれ相互に機能しあうことによって、健全な発達が可能となる。ところで現代では、都市化の進行、共同体の崩壊などによって、社会教育は子どもの教育環境から失われてしまった。このような状況を前に、本研究では徳川時代から明治時代にかけて、子どもをとりまく地域社会の教育が如何なるものであったかを、五人組制度に着目してとらえなおすことを意図している。従来学会であまり注目されることのなかったテーマだけに、関連研究が乏しく、萌芽的研究として3年間にわたって、基本的史料や文献の収集と、このテーマの背景となる徳川社会および教育の再検討、とりわけ地域における教育機能を中心に研究をすすめてきた。調査した機関は、山梨県・長野県・新潟県・石川県・滋賀県・岐阜県・愛知県・京都府・福岡県・熊本県の各図書館・文書館・資料館である。目下収集した史料の整理・解読・分析の作業をおこなっている。研究の成果は、『学び舎の誕生』(玉川大学出版部)、「地域と教育-神奈川県を例として-」(発表予定)としてまとめ、ひきつづき学会において報告する予定である。
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