研究課題/領域番号 |
03804011
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
核・宇宙線・素粒子
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
野尻 洋一 大阪大学, 理学部, 助教授 (90028233)
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研究分担者 |
福田 光順 大阪大学, 理学部, 助手 (50218939)
松多 健策 大阪大学, 理学部, 助手 (50181722)
南園 忠則 大阪大学, 理学部, 教授 (20028210)
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研究期間 (年度) |
1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1991年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 不安定核 / 高エネルギ-核反応 / ビ-ム・フォイル相互作用 / 核スピン偏極 / 傾斜膜法 |
研究概要 |
1.高エネルギ-入射核破砕片過程で生成される短寿命ベ-タ放射性核の核スピン偏極生成技術に適した新しい技術として、今までは低エネルギ-軽イオンに適用されて成功してきた傾斜膜法に注目し、これを高エネルギ-重イオンにまて応用して適用する表発研究を行った。その第1段階として、傾斜膜法での有効に適用可能で極く薄い斜膜の素材として、新しい高分子膜素材であるPETの0.25ミクロン厚の薄膜が準備した。 2.この高分子薄膜が原子の単位で表面が平滑で、傾斜膜法での核偏極生成の有効性を検討するために、このPET薄膜を用いた傾斜膜によって生成される短寿命ベ-タ放射性核の核偏極度を、ベ-タNMR法によって測定した。 3.これには阪大理学部に既存のバンデグラフ加速器を用いて、短寿命ベ-タ放射性核 ^<12>Bを生成し、既設のベ-タNMR法の装置を用いて、生成された核偏極度を測定した。 4.次の段階では、高速重イオンの重金属内での電子捕獲断面積が大きい事実を利用する有効性を検証するため、高分子の傾斜薄膜の表面上に重金属の金の蒸着層を形成し、核偏極生成にどの様な有効性を持つかを上記3と同じ手法を用いて追求した。 5.この蒸着表面を持つ傾斜膜による核偏極生成が、金蒸着膜の厚さや蒸着方法、蒸着真空度、熱処理効果、高分子膜材質との適合性等に、どの様な依存性を持つか追求した。
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