研究課題/領域番号 |
03808007
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
家政学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
前島 雅子 千葉大学, 教育学部, 教授 (70101219)
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研究期間 (年度) |
1991 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1992年度: 100千円 (直接経費: 100千円)
1991年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 高分子薄膜 / 光干渉 / 呈色 / クロマ / 基板 / 分光反射率 / 屈折率 / 干渉効果 / 膜厚 / 変角測色 / 入射角 |
研究概要 |
1.高分子薄膜試料 ポリメチルメタクリレート(PMMA)およびスチレンアクリルコポリマー(SAN)の各種基板上薄膜試料を作製した。ポリマー溶液に対しぬれ性の基板表面はスピンコータによる高速回転付与で薄膜試料を作製し、スピンコートによる直接製膜が難しい基板はガラス板上に作製したポリマー薄膜を水中で剥離し、上置密着させたものを試料とした。 2.結果と検討 試料の呈色効果をクロマ:C^*=(a^<*2>+b^<*2>)^<1/2>で比較する。ほゞ完全に正反射する基板、シリコンウエハ上の薄膜試料のC^*値(7.6〜52.7)は一部、標準色紙のC^*値(3.4〜84.9)の範囲に達する明確な色を呈した。表面に欠陥や粗さをもつ基板上ではC^*値が小さい。ミラー研磨ステンレス:13.2〜26.3、中程度研磨ステンレス:10.1〜22.7、研磨なしステンレス:3.2〜8.7、研磨なしアルミニュウム:0.8〜1.7となった。 基板表面で凹部空気層の割合が大となると逆相の干渉色効果が強く現れる。黒ラシャ紙基板がこのケースであり、C^*:13.5〜39.5を得た。 各試料のC^*値は視覚判定の結果と対応する。平行光線の変角入射・受光実験で、これらの角度変化に伴う呈色効果を認めた。この結果は試料面に対する視角度変化時の観察結果に対応する。 シリコンウエハ基板試料の可視部分光反射率実験曲線(照射/受光:D/8)に関し、薄膜反射式:R(λ)=B^2+C^2+2BCcos((4πnd/λ)+η(λ)の適合性を検討した。薄膜反射式の基本的な適合性を認めたが、基板の反射率特性に基づく修正を加えることで改良できることが判った。
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