研究課題/領域番号 |
03831010
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
認知科学
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研究機関 | 鹿児島大学 (1992) 大阪府立大学 (1991) |
研究代表者 |
辻尾 昇三 鹿児島大学, 工学部, 教授 (40081252)
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研究分担者 |
室津 義定 大阪府立大学, 工学部, 教授 (50081386)
小野 敏郎 大阪府立大学, 工学部, 教授 (20081250)
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研究期間 (年度) |
1991 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1992年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1991年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | CAD / 機械図面 / 検図 / 知識処理 / 寸法 / 過剰寸法 / 不足寸法 / 図面認識 / 自動検図システム |
研究概要 |
設計図に表現されている情報は、a)幾何学情報、b)機能情報、c)製造情報の3つに大別することができる。本研究では、CAD図面に存在する製図誤りについて、a)とb)に関する検図に必要な知識の整理と、これらを計算機を用いてチェックするための方法の検討とを行った。上記a)に関しては、機械部品の寸法情報のチェックに的を絞り、計算機援用寸法チェックシステムのプロトタイプを完成させた。b)に関しては、知識の整理と一部のシステム化とが終った段階である。以下、これらの概要を述べる。 1.設計図データの変換DXF形式のファイルに出力されたCAD図面データから、検図に必要な図形要素、寸法要素などを整理分類して、検図システムとして扱いやすいデータ構造に変換するためのソフトを作成した。なお、システム化にあたってオブジェクト指向言語C++を使ったので、クラスの多重継承等を有効に利用した柔軟性のあるデータ構造とすることができた。 2.機械部品の幾何学情報に関する検図システムの構築余り複雑でない機械図面の三面図を対象として、寸法情報の記入誤り、すなわちa)寸法線の記入漏れ、b)記入寸法と図形座標データとの整合、c)寸法の記入不足、d)寸法の過剰記入などをチェックするシステムを構築した。 3.機械部品の機能情報に関する検図方法の検討図面中の面取り、角丸み、キー溝、ねじ、ねじ穴などの局所的機能特徴形状を認識する知識を整理し、いくつかの特徴形状について図面(CADデータ)から判別するソフトを開発した。JIS製図規格の関連データのオブジェクト指向データベース化については、構成を検討した段階に終わり、機能情報をチェックするためのプロトタイプシステムの構築には至らなかった。
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