研究課題/領域番号 |
03831012
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
認知科学
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研究機関 | 獨協大学 |
研究代表者 |
神尾 昭雄 獨協大学, 外国語学部, 教授 (90115444)
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研究期間 (年度) |
1991 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1993年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1992年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1991年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | 認知科学 / 語用論 / 情報 / 情報のなわ張り理論 / 証拠性 / 情報のなわ張り / 中国語 / コーパス / 前提 / 言語学 |
研究概要 |
本研究は本年度を以って一応終了するが、最終年度の本年度においては無事に計画の大半を実施することができた。 本研究の当初からの目標としては大別して次の2点があった。すなわち、一方において情報のなわ張り理論を日本語以外の言語、特に英語および中国語に適用して分析を行なうことであり、他方においては情報のなわ張り理論に基く今後のより進んだ研究のためのデータ・ベースを確立することである。このうち、前者については本研究開始時に英語の研究はすでにほぼ終了し、論文をヨーロッパの学術誌に投稿ずみであり、現在審査中である。また、本年度に中国語の詳しい分析を行なった論文(揚達氏との共著)を完成することができた。この論文はアメリカの学術雑誌に投稿する予定で目下中国語学者にコメントを依頼している。さらに、本研究者自身による日・英・中の三ケ国語を情報のなわ張り理論の見地から比較した論文を含む論文集を編集し、すでに編集を終えて、ドイツの出版社に原稿を手渡す段階にある。 一方、後者については、本研究者自身による日・英語のデータ収集を行なっているが、欧米で大量の発話記録を編集したコーパスが市販されており、また日本でも関連文献に関する大量の資料が最近コンピュータによる使用のため市販された。これらを本科学研究費により購入することができたことは、今後の研究にとってきわめて有益である。
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