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人間の発想方式の計算機上でのモデル化とその結果の文章化の支援方式の研究

研究課題

研究課題/領域番号 03831020
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 認知科学
研究機関国際日本文化研究センター

研究代表者

小野 芳彦  国際日本文化研究センター, 研究部, 助教授 (20126022)

研究期間 (年度) 1991 – 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1992年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1991年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード発想方式 / アイディアプロセッサ / ストーリー化 / 発想支援 / ハイパ-テキスト / 発想方略 / 文章構築 / スト-リ-化
研究概要

本研究の目的は、人間が創造的な仕事を行なっている際の発想の方略を探ることである。研究の方法として、次の段階を踏むことを計算した。(1)アイディアの断片の抽出、(2)断片の構造化のパターンの抽出、(3)断片のストーリー化パターンの抽出、(4)ストーリー化ツールの開発。
1.心理学的実験によるアイディアの断片の抽出の実験はうまくいかなかった。
2.研究会の口頭発表のサンプリングによるアイディアの断片の抽出。断片として適した大きさとなった。
3.断片の構造化: 断片をノードとするハイパーテキストを構成することが(2)である。線形の構造である口頭発表をグラフ状の構造に再構築する。手掛りとして、指示代名詞、同一内容の繰返しや言い直しなどのほか、接続詞や関係を明示する単語を抽出した。
4.完成した文章から3に準じて断片を得、リンク付けを半自動的に行なうプログラムを開発し、ハイパーテキストを構成する方法の増強を行なった。
5.ストーリーの分析から、いくつかのパターンを抽出した。順序に関するもの:因果(時系列を含む)パターン・理由付けパターン・注釈パターン、主題の展開に関するもの:疑問解答パターン・エピソードパターン
6.ハイパーテキストからストーリーを再構成するプログラムを開発中。

報告書

(2件)
  • 1992 実績報告書
  • 1991 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 小野 芳彦: "昔話のスト-リ-分析の方法について" 日本研究. (1992)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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