研究課題/領域番号 |
03832035
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会システム工学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
藤森 利美 長崎大学, 経済学部, 教授 (00011031)
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研究分担者 |
宮津 隆 西東京科学大学, 理工学部, 教授 (70229871)
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研究期間 (年度) |
1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
300千円 (直接経費: 300千円)
1991年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
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キーワード | アジアNIES / 品質管理(QC) / 儒教 / 宗教 |
研究概要 |
1.アジア諸国のQCに関する現状 アジアNIES諸国はいずれも品質管理の重要性は十分認識しているが、アプロ-チの方法はやや異なる。韓国と台湾はそれぞれ品質管理学会協会(KSQC及びCSQC)主導型で、SQC全般を推進しているのに対し、シンガポ-ルは国家主導型でNPBが中心となって特にQCサ-クル活動を奨励している点が異なる。これは韓国、台湾が単一民族であるのに対し、シンガポ-ルは多民族国家で宗教も異なるため、ワ-カ-間の団結を維持するのにQCサ-クルを利用しているともいえる。香港は家内工業的小企業を多く、NIES内ではもっともQCの普及が遅れている。 中国を始めとする、その他のアジア諸国はNIESよりかなり見劣りがするといわざるを得ない。 2.アジアNIESの宗教、特に儒教の影響 NIESの経済発展の原因に関するレジ・リトルからの儒教源泉説は根本的に誤っている。その主な理由は次の通り (1)シンガポ-ル:道教、ヒンズ-教、モスレムが混存し、儒教の影響は希薄である。 (2)台湾:孔子廟もあるにはあるが、多くの庶民が参詣するのは道教の寺院である。 (3)香港:台湾と同様、道教の影響が大きい。 (4)韓国:アジアでもっとも強く儒教の影響を受けているが、それはむしろ近代化を阻害する要因と考えられている。 3.アジアNIESの国民性とQC 共通項は、勤勉・教育熱心などで世界的にみても高水準であるが、繊細さ・緻密さなどの点では日本より低水準にあると考えられる。
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