研究課題/領域番号 |
03833004
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
分子細胞生物学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
田代 康介 東京大学, 理学部, 講師 (00192170)
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研究分担者 |
塩川 光一郎 東京大学, 理学部, 教授 (20037295)
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研究期間 (年度) |
1991 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1992年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1991年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 肝細胞増殖因子 / 遺伝子構造 / 発現誘導 |
研究概要 |
1)HGF遺伝子の構造について 前年度までに得られたゲノムクローンの解析を進め、プロモーター領域については約2Kbpの全塩配列を、エキリン部分についてはイントロンとの境界部分についてすべての塩基配列決定を完了した。エキリンイントロンの関連については、前年度報告のとおりである。プロモーター領域については、TATAボックスやGCボックスを持たないユニークなプロモーターであることが判明した。また、IL-1などのサイトカインに反応するコンセンサス配列が数個存在し、これらはサイトカインによるHGFの発現誘導機構の存在を示唆している。今後の発現誘導解析では、サイトカインが誘導因子の候補として使用できると考えられる。 転写開始点については、S-protectionなどによって少なくとも4ヶ所存在することを明らかにした。また、四塩化炭素による肝傷害時においては、3´側から2番目の転写開始点からの転写量が増大することが判明した。この開始点からの転写制御機構が今後の課題である。 2)発現誘導のアッセイ系の開発 HGFの産生細胞である肝非実質細胞の初代培養系がアッセイ系として適しているとの考えに基づき、培養系の確率を行った。これまでに、分類法、培養法は確率された。一方、1個体から得られる細胞数が多少なく多数のアッセイにはむかないこと。また、DNA解析のための効率よいDNAトランスフェクション法が確立されていないことが問題点として残っている。今後、これらを確立すると同時に、HGF発現を誘導する条件の検討が急務であると考えられる。
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