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神経認識分子A5と相互作用する因子の検出

研究課題

研究課題/領域番号 03833016
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 分子細胞生物学
研究機関名古屋大学

研究代表者

高木 新  名古屋大学, 理学部, 助手 (90171420)

研究期間 (年度) 1991 – 1993
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1991年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード神経回路網形成 / 細胞膜蛋白質 / ニワトリ / A5分子
研究概要

神経認識分子A5と相互作用する因子を検出する第一ステップとして,本年度は以下の実験を行った.
1.ニワトリA5分子のcDNAクロ-ニング
アフリカツメガエルA5分子のcDNAをプロ-ブとしてラムダgt11,ZAPニワトリ胚脳cDNAライブラリ-をスクリ-ニングしてニワトリA5分子のcDNA全長をクロ-ニングした.全塩基配列を決定し,ニワトリA5分子はアフリカツメガエルA5分子と全長にわたって高い相同性を示すことを明らかにした.また,in situ hybridizationを行い,mRNAが視蓋,海馬等に局在している事を明らかにした.
2.ニワトリA5分子に対する抗体の作成.
原核生物の発現ベクタ-(Studierらによって開発された大腸菌ーpETの系)を用いて,ニワトリcDNAからニワトリA5分子断片の合成を試みた.三種類の蛋白断片を合成したが,このうち二種類については可溶化できず,抗体産生もみられなかった.残り一種類について抗体作成に成功した.これを抗原としてモルモット,マウスから抗血清を作成した.この抗血清はニワトリ胚脳組織切片に結合し,結合パタンはニワトリA5分子mRNAの分布と一致していた.また,この抗血清はニワトリcDNAをトランスフェクションしたCOS細胞にも結合した.
当初は,膜貫通部分を欠損させたニワトリA5分子をCOS細胞にトランスフェクションして分泌型A5分子を合成させて,これを抗原として用いる予定であったが,精製が難しく断念した.

報告書

(1件)
  • 1991 実績報告書

URL: 

公開日: 1991-04-01   更新日: 2016-04-21  

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