研究課題/領域番号 |
03F03339
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
基礎獣医学・基礎畜産学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
汾陽 光盛 北里大学, 獣医畜産学部, 助教授
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研究分担者 |
YAO B.
YAO Bing 北里大学, 獣医畜産学部, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2005年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | GnRH / GnRH受容体 / 精巣 / アネキシン5 |
研究概要 |
下垂体前葉のゴナドトロフには、特異的なGnRH受容体が発現している。GnRH受容体は、代表的なG蛋白質共役型受容体(GPCR)であり、そのシグナルトランスダクション機序の解析は、他の多くのGPCRのシグナル機序解明に寄与することも期待される。GnRH受容体は、下垂体ゴナドトロフ以外の末梢の組織にも発現しており、受容体機能の解析により、末梢におけるGnRHの生理的役割が明らかになる可能性が高い。本研究では、末梢組織におけるGnRH受容体特異的蛋白質であるアネキシン5を指標に末梢に発現するGnRH受容体の生理的役割を明らかにすることを目的としている。今年度までの成果は以下のようにまとめられる。 1)精巣におけるアネキシン5の分布 免疫組織化学法を用いて、精巣におけるアネキシン5の分布を解析した。アネキシン5は、精巣間質細胞(ライディッヒ細胞)、血管内皮細胞、セルトリー細胞、精子頭部に分布することが明らかになった。 2)GnRH受容体の分布 精巣を用いた免疫組織化学によって、GnRH受容体が精巣間質の一部の細胞に分布することが明らかになった。これがどの細胞種なのかを検討中である。 3)GnRHの局所作用 精巣内にGnRHを大量投与することによって、精巣のアネキシン5発現量の減少することを観察した。この結果から、精巣に於いてもGnRHとアネキシン5に機能的相関のあることが明らかになった。 本年度までの結果の概要は以上のごとくで、既に日本繁殖生物学会(於:広島、2004年9月)で学会発表を行った。また、2005年6月にはアメリカ内分泌学会年次総会で研究発表する予定である。
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