研究課題/領域番号 |
03J00280
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
宗教学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
岩崎 真紀 筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 特別研究員(DC1)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2003年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | イスラーム / 女性 / イスラーム法 / 宗教学 / エジプト / 民俗信仰 / 人類学 / 現代イスラーム社会 / 民衆信仰 / 家族法 |
研究概要 |
報告者は、平成17年6月1日から科学研究補助費を利用してエジプトのミニヤ(カイロの南約230km)においてフィールドワークを行なっている。報告者は特に妊娠祈願や聖者信仰/聖人崇敬や呪術等の民俗信仰や、コプト、ムスリムの共存関係を中心に調査を行ない、イスラーム法と民衆的実践の乖離についての考察を深めている。 6月にはカイロで開催された現代中東イスラームフィールド研究会において「宗教学におけるフィールド研究」という発表を行なった。 7月、8月はミニヤ市郊外のテヘネ村アコリス遺跡で調査を行っている筑波大学発掘調査隊(隊長・川西宏幸教授)の一員として特に同村を中心にフィールドワークを行なった。 12月にはそれまでのフィールドワークの成果をもとに、独立行政法人日本学術振興会「人文社会科学振興プロジェクト研究事業」「千年持続学の確立」プロジェクト会議(代表木村武史助教授)主催、筑波大学・アインシャムス大学・カイロ大学共催、在カイ日本大使館後援の国際会議「未来に向けての文化的価値と持続性-エジプトと日本の対話」において"Saint Veneration in Upper Egypt : A Study of the Pluralistic Aspect of Middle East"という発表を行なった。 平成18年2月には社団法人日本国際生活体験協会(EIL)の『EIL通信』30号において「ナイルのほとりで」というタイトルの下、エジプトの生活についてのエッセイを投稿(依頼)した。
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