研究課題/領域番号 |
03J01394
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
天文学
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研究機関 | 独立行政法人宇宙航空研究開発機構 |
研究代表者 |
佐藤 純子 (平賀 純子) 独立行政法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究本部・高エネルギー天文学研究系, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2004年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2003年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | X線CCD / メッシュ実験 / BP-1ガラス / コリメータ / 超新星残骸 / 宇宙線加速 |
研究概要 |
X線CCDはその焦点面検出器として、現在で活躍している衛星、今後数年内に打ち上げ予定の衛星すべてに搭載され、X線天文分野での標準的な検出器である。観測により得られたデータを解析する上でも、より高エネルギーでの高精度撮像分光を目指した次世代の検出器開発にとっても、X線CCDの複雑な表面構造、空乏層内部での信号電荷の振る舞い、など検出器の物理的特性を理解する事は極めて重要である。 これまで不可能であった10keV以上の硬X線に対しても適応可能な超微細コリメータの新規開発に着手した。コリメータの母材となるBP-1ガラスに重イオンビームを直入射し、適当なエッチング処理を施すことで、アスペクト比が100を越える微細孔を作るというアイディアを、まず実現し、第一試作品を製作後、問題点を洗い出し、改良を目指した第二試作に入った。 BP-1微細コリメータを用いて、硬X線(>10keV)光子に対するCCD画素内詳細診断実験を行うため、JAXA/宇宙科学研究本部に於いて、X線CCD試験システムの立ち上げ、CCD試験素子の基礎評価実験をおこなった。可視光CCD汎用駆動システムを活用して、10Mhzの高速読み出しを目指したシステム開発を行っている。HPK製の素子で192eV(@5.9keV)という分解能を達成した。 昨年度ドイツ・マックスプランク研究所と行った共同実験の結果を6月にドイツの国際学会で、BP-1コリメータ第一試作性能評価までの実績を9月にイギリスで発表した。
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