研究課題/領域番号 |
03J09226
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
常葉 美穂 (布施 美穂) 神奈川大学, 外国語学部, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2003 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2005年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2004年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2003年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | メジロー(Jack Mezirow) / リンデマン(Eduard C.Lindeman) / フレイレ(Paulo Freire) / 成人教育 / 生涯学習 / アンドラゴジー / グループ・ディスカッション / 批判的教育学 / 変容的学習(transformative learning) / ジェンダー / 理論研究 / 変容理論 / アメリカ合衆国 |
研究概要 |
本研究の全体としての目的は、現代成人教育における著名な3人の理論家であるメジロー(J.Mezirow)、フレイレ(P.Freire)、リンデマン(E.C.Lindeman)の理論・思想の比較研究であるが、本年度は、昨年度までのメジロー研究・フレイレ研究を引き継ぎつつ、新たにリンデマンの教育思想について重点的な研究を行い、これら3人の成人教育理論・思想の相互比較の上に、成人教育理論の発展がどのように可能であるかを検討した。特にリンデマンの教育思想については、英語文献の日本語訳の修正など基本的なレベルから、筆者がこれまで行った研究(修士論文研究)を大幅に見直した。リンデマン研究については、今後も継続して、ヨーロッパ(特にドイツ)のアンドラゴジー論やデューイの教育理論との比較をさらに進めてゆく必要性が認められた。 上記と並行して、昨年度からの継続的な課題となっていた、メジロー理論・フレイレ理論の研究の深化(特に、ジェンダーなどの社会的構造に対するメジローとフレイレの取り組み方の違いや、教育理論と教育実践との関係等について)につとめた。これにもとづき、日本社会教育学会にて自由研究発表を行った(「フレイレの教育理論とフェミニズム(2)」、日本社会教育学会第52回研究大会、2005年9月17日、於千葉大学)。これら研究成果については、今後書籍・雑誌論文の形式で発表する計画で、現在その準備を行っている。
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