研究分担者 |
FUJIKI Meril The Pacific International Center for Hig, 主任研究員
TOPPING Dona ハワイ大学, 社会科学研究所, 所長教授
ABRAMSON Nor ハワイ大学, 工学部, 教授
葛岡 英明 筑波大学, 構造工学系, 講師 (10241796)
岡 育生 大阪市立大学, 工学部・情報工学科, 助教授 (80160646)
根元 義章 東北大学, 大型計算機センター, 教授 (60005527)
近藤 喜美夫 放送教育開発センター, 教授 (40249925)
飯田 尚志 郵政省通信総合研究所, 通信科学部, 部長
小池 英樹 電気通信大学, 電気通信学部・電子情報学科, 助手 (70234664)
若林 伸和 電気通信大学, 大学院情報システム学研究科, 助手 (60242351)
田中 正智 電気通信大学, 電気通信学部・電子情報学科, 助教授 (20092611)
岡本 敏雄 電気通信大学, 大学院情報システム学研究科, 教授 (60125094)
保原 信 電気通信大学, 大学院情報システム学研究科, 教授 (70017359)
ANNE R Frees Pacific International Center for High Te, 主任研究員
NORMAN Abram ハワイ大学, 工学部, 教授
DONALD Toppi ハワイ大学, 社会科学研究所長, 教授
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研究概要 |
共同研究画調書に示した通り本申請に係る国際共同研究は、太平洋島嶼国の現状認識と将来展望に基づき、広域的かつ国際的な遠隔教育の技術、とりわけ視聴覚教材、計算機援用教育(CAI)、遠隔協調作業、データ通信、データベース遠隔検索などの、開発、応用、あるいは運用の試行実験を下記に示す多数の教育・研究機関と協力しながら進めた。 また研究の途中経過ないしは中間結果を、これらの研究/実践に関心をもつ研究者/専門家が集まる学会や国際会議で逐次発表した。 これら研究、試行、発表の実績について、その概要を下記の通り報告する。 8-1 PARTNERS計画との協調 技術試験衛星ETS-V用地球局が従前より郵政省通信総合研究所(CRL:小金井/鹿島)、ハワイ大学のPEACESAT本部、放送教育開発センター(NIME)、東北大学、東海大学、電気通信大学などに設置されており、郵政省を中心とする1992年国際宇宙年(ISY)記念事業としてのPARTNERS計画の一環として、モンクット王工科大学(KMITL:タイ)、バンドン工科大学(ITB:インドネシア)、パプアニューギニア工科大学(UNITEC)ならびに12の島嶼国に対して遠隔教育を実践している南太平洋大学(USP:本部フィジ-)にも同型の地球局が設置され、CRL:鹿島を中心に、PARTNERSネットワークが展開された。 本研究の結果は、1992年11月の電通大-KMITL間の遠隔教育試行実験を皮切りに、専らこのPARTNERSネットワークを介して試行されている。また、このネットワークを利用して、上記の各教育・研究機関相互間で、教育・研究情報と伝統文化の相互理解を促す情報交換を試行を目的に、遠隔ビデオ会議(Satellite Work Shop:SAWS)をNIMEが定期的に主催している。なお、このPARTNERS計画は、向後2年間継続される。 8-2国際合同研究会の開催 研究経過ならびにその試行の結果を相互に報告し検討し合うための国際合同研究会を、本研究の派遣/招聘計画に基づき、かつ、他財団による研究助成も加えて、次のように開催した。7.の研究分担者以外の研究協力者については( )内に所属を記入した。 (1)第1回合同研究会 1993年1月21〜23日 於ハワイ大学/East-West Center 主に国内の研究分担者が研究成果を発表。加えて次の研究協力者な
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らびに出席者が研究発表を行ない、あるいは討論に参加した。浜本直和(CRL:小金井)、鈴木龍太郎(NIME)、孫寧(東北大)、早川理恵子(笹川島嶼国基金)、本多中二(電通大)、大久保信三(同)、上泉正恵(同)、Lori Mukaida(PEACESAT)、Christina Higa(同)、Norman Okamura(ハワイ大学)、Michael Ogden(同)、David Brauer(PICHTR)など。また、ハワイ大学の教員と学生多数が傍聴した。 (2)第2回合同研究会 1993年3月10〜12日 於電気通信大学/通信総合研究所(小金井)/放送教育開発センター 主に国外の研究分担者が研究成果を発表。加えて次の研究協力者ならびに出席者が研究発表を行ない、あるいは討論に参加した。Lori Mukaida(PEACESAT)、Christina Higa(同)、Norman Okamura(ハワイ大学)、Michael Ogden(同)、David Brauer(PICHTR)、浜本直和(CRL:小金井)、鈴木龍太郎(NIME)、孫寧(東北大)、佐賀健二(亜細亜大)、江戸淳子(杏林大)、田村武志(KDD)、早川理恵子(笹川島嶼国基金)、佐藤洋(電通大)、武田光夫(同)、大久保信三(同)、上泉正恵(同)、海田美香(同)など。その他電通大の教官と学生多数が傍聴した。 (3)遠隔ビデオ会議 1994年3月16〜18日 南太平洋大学(USP)と通信総合研究所(CRL:鹿島)との間を上述のPARTNERSネットワークで結んで、事前会議(16日)、「遠隔教育の将来と応用可能な新技術」(17日)ならびに「太平洋地域における遠隔教育ネットワークの相互協力への展望」(18日)をテーマとして、ビデオ会議を開催し、USP、鹿島両会場から研究発表と討論を行なった。 (1)USP会場出席者:小菅敏夫。Asesela Ravuvu(USP)、Mathewson(同)、Chandra(同)、Wah(同)、Maitava(同)、Clayton(同)、Kama(同西サモア校舎)、Prakash(South Pacific Forum Secretariat)、Markowitz(パプアニューギニア大学)、McMechan(Commonwealth of Learning:COL,Vancouver)、LoriMukaida(PEACESAT)、Norman Okamura(ハワイ大学)、有澤豊志(電通大)、中木誠(同)。なお、フィジ-情報省、FINTEL(国際通信業者)の関係者が傍聴した。 (2)鹿島会場出席者:Meril Fujiki、近藤喜美夫、葛岡英明、田中正智。鈴木龍太郎(NIME)、孫寧(東北大)若菜弘充(CRL:鹿島)、井家上哲史(同)、吉村直子(同)、高橋卓(同)、田中健二(同)、平良真一(同)、槻田壽(郵政省)、中野善史(同)、早川理恵子(笹川島嶼国基金)。筑波大学生3名が傍聴した。 8-3学会への出席 次の学会および国際会議に研究分担者ならびに研究協力者が出席して、研究成果を発表するとともに、討論に参加した。 Pacific Telecommunication Council(PTC'93:1993.1)、電子情報通信学会春期全国大会(1993.3)、IEEE Asia-Pacific Conference on Communications,Taejon,Korea(1993.8)、電子情報通信学会教育工学研究会(1993.11)、およびPTC'94(1994.1)。 8-4発表論文 すでに発表し、あるいは発表を予定している論文は、10.に掲げる通りである。また、これらに上記の合同研究会で発表された成果を加えた報告書を発刊する予定である。 隠す
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