研究課題/領域番号 |
04151007
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研究種目 |
がん特別研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
帯刀 益夫 東北大学, 抗酸菌病研究所, 教授 (10099971)
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研究分担者 |
丸山 光生 京都大学, ウイルス研究所, 助手 (00212225)
北村 幸彦 大阪大学, 医学部, 教授 (70028520)
井川 洋二 東京医科歯科大学, 医学部, 教授 (40085618)
山本 雅之 東北大学, 医学部, 講師 (50166823)
石井 俊輔 理化学研究所, ライフサイエンス筑波研究センター, 主住研究員 (00124785)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
16,000千円 (直接経費: 16,000千円)
1992年度: 16,000千円 (直接経費: 16,000千円)
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キーワード | 細胞分化 / 癌遺伝子 / c-Myc / Myb / c-kit |
研究概要 |
細胞分化の決定における癌遺伝子の働きを分子レベルで解明することを目的として、色々な分化系で解析した。 c-Mycの赤白血病(MEL)細胞の分化決定における役割を、c-myc人工改変遺伝子の導入により解析し、機能ドメインを明らかにした。c-Mycやこれと似たドメイン構造をもつId蛋白と会合して働く制御蛋白の遺伝子クローニングを行ない、Zuotin(Z-DNA結合蛋白)とホモロジーをモツ蛋白を同定した。現在その機能解析をすゝめている。(帯刀) Myb蛋白の機能解析から、Mybはロイシンジッパー構造を介してホモダイマーを形成すると、DNA結合活性を失なう。また、同ジ領域に別の蛋白(インヒビター)が結合することを見出し、その遺伝子をクローニングし、65Kダルトンのロ シンジッパーをもつ蛋白であることが明らかとなった。(石井) 血液細胞の分化の決定に関与する転写因子GATA-1,2について、ヒト白血病細胞を用いて解析し、GATA-1とGATA-2の発現量の変化と細胞分化段階と強い相関があることを見出した。(山本) ES細胞から血液細胞への分化誘導系を用いて、分化とリンフォカイン,その受容体の作用の関係を明らかにするため、エリスロポエチン受容体遺伝子のターゲッティングを行なっている。(井川) マスト細胞分化決定におけるc-kit遺伝子の役割を、この遺伝子の変異であるW変異マウスについて解析し、c-kit遺伝子の発現がマスト細胞、メラノサイトと、赤芽球,生殖細胞で異なる調節を受けていることを明らかにした。(北村)
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