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多発性内分泌腺腫瘍症1型原因遺伝子の同定

研究課題

研究課題/領域番号 04152131
研究種目

がん特別研究

配分区分補助金
研究機関(財)癌研究会

研究代表者

今井 高志  (財)癌研究会, 癌研究所・生化学部, 研究員 (50183009)

研究分担者 中村 祐輔  (財)癌研究会癌研究所, 生化学部, 部長 (70217909)
研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1992年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
キーワード癌抑制遺伝子 / ポジショナルクローニング / MEN1 / YAC / STS / エクソントラップ / Zooブロット
研究概要

多発性内分泌腺腫瘍症1型(MEN1)の原因遺伝子はリンケージ解析により11番染色体q13領域にマップされている。本研究ではこの範囲をコスミドとYACを用いてカバーし、それらのクローンからエクソントラップ法などを使って遺伝子を単離し、MEN1候補遺伝子を同定することを目的としている。
まず、MEN1遺伝子座をカバーするYACクローンを単離するために、この領域にマップされたコスミドマーカーをSTSs(SequenceTagged-Sites)化した。これまでにq13領域において合計33個のSTSsを作成(マーカーDNAのシークエンス、PCRプライマーの合成、PCR条件の最適化)した。次に、これらSTSsを使ってCEPH及び我々の作成したYACライブラリーをPCR法によりスクリーニングした。その結果これまでに15サイトを含む9個のYACクローン(1クローンが複数のSTSsを含む)を得た。現在これらクローンをパルスフィールドゲル電気泳動法により解析中である。
またq13領域に存在する遺伝子を同定するためにコスミド、YACより制限酵素切断断片を調製してスプライシングベクターpSPL1に組み込み、cos細胞に導入し、エクソンと思われる配列を回収(エクソントラップ)した。これまでに12個のエクソンと思われる断片を得た。さらに、3個のコスミドよりzooブロット法による哺乳動物間で保存されている配列の同定などにより150bp以上の長さをもったオープンリーディングフレームを得た。
これら合計15個の遺伝子の一部と思われる配列を用いて、現在cDNAライブラリーのスクリーニングを行なっている。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Tanigami,A.: "Mapping of 262 DNA markers into 24 intervals on human chrmosome 11" Am.J.Hum.Genet.50. 56-64 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] Fujimori,M.: "Fine-scale mapping of gene responsible for multiple endocrine type 1(MEN1)" Am.J.Hum.Genet.50. 399-403 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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