研究課題/領域番号 |
04202122
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
曽我 直弘 京都大学, 工学部, 教授 (80026179)
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研究分担者 |
児玉 徹 東京大学, 農学部, 教授 (30011901)
高月 紘 京都大学, 環境保全センター, 教授 (80026228)
楠田 哲也 九州大学, 工学部, 教授 (50037967)
鈴木 喬 山梨大学, 工学部, 教授 (60020385)
巻出 義紘 東京大学, アイソトープ総合センター, 教授 (40011746)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
1992年度: 8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
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キーワード | 人為起源物質 / 汚染物質 / 難分解物質 / 汚染制御 / 生物の環境浄化機能 / 環境適合性 / リスク管理 |
研究概要 |
研究小領域「人為起源物質の環境中の循環と制御」では、特に人間生存に大きな影響を与える各種汚染物質、難分解物質の環境中での動態を明らかにし、人間と自然環境の調和を長期的に維持して行くために必要なこれらの人為起源物質の制御方法を確立するために、(1)大気汚染物質の循環と制御(酸性雨原因物質の発生源対策と酸性雨による陸上生態系被害の制御、微量温室効果ガスの環境中における動態と制御、大気・海洋間における二酸化炭素交換速度の評価)(2)水・土壌系における汚染物質の動態解析と制御(微生物関連汚濁に対応する水質改善技術、自然浄化機能の強化と制御、河口・内湾域における陸起源物質の生態学的制御、先端産業関連化合物中の有害元素の制御・処理)(3)生物の環境浄化機能の向上と環境適合性(重金属循環における生物制御システムの開発、環境浄化のためのDNA組換え微生物の育成とその活用)(4)人為起源物質の制御にはたす動的リスク管理手法の開発の4分野、10研究課題について研究班を構成し、研究を遂行した。平成4年度では94の計画研究分担課題とこれを補足する38の公募研究課題が選ばれたが、本研究では、これら多数にわたる研究課題の進展状況の把握を基礎班会議、全体会議を通じて行うことに努め、成果を挙げた。基礎班会議は平成4年7月4〜5日に第1回、平成4年12月3日に第2回、平成5年1月21日に第3回を開催し、重点領域研究の運営に関する連絡を行うとともに、環境科学シンポジウムおよび成果報告会スケジュール、報告集作成要項などについて検討した。全体会議は、平成4年7月6〜7日に第1回を鹿児島で開催し、全班員が研究成果をポスターセッションで発表するとともに、班長から各班のまとめが行われ後、全体で討論を行った。平成5年1月21日に第2回を横浜で開催し、本年度の研究成果について発表と討論を行った。
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