研究課題/領域番号 |
04202219
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
池田 駿介 東京工業大学, 工学部, 教授 (60016590)
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研究分担者 |
八木 宏 東京工業大学, 工学部, 助手 (80201820)
武若 聡 東京工業大学, 工学部, 助手 (80202167)
灘岡 和夫 東京工業大学, 工学部, 助教授 (70164481)
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研究期間 (年度) |
1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1992年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 濁水浄化 / 濁算捕捉 / 森林土壌 / 浸透流 / リモートセンシング / 赤土流出 |
研究概要 |
濁水が森林地帯に流入すると落葉層を含む森林土壌に濁算が捕捉され、浄化される。本研究ではこの森林土壌層の有する濁水捕捉・浄化機能を定量化する数理モデルを構築した。以下にモデル化の要点について記す。 土壌層表面に存在する落葉層は、濁水が流入することにより生じる、土壌孔〓の目詰りを防止する効果があることが実験的に示された。 濁水が土壌層内を浸透することにより濾過されるプロセス、すなわち土壌層の濁算捕捉率を、土壌層のDF試験の結果から推定するモデルを提案した。 この濁水捕捉モデルを二次元木館和浸透流計算に組み込み、土壌層に流入した濁水が清澄化される過程を数値的に再現した。得られて結果は実験結果を比較的良い一致を示した。 沖縄の赤土流出問題をケーススタディに取り上げ、水域一陸域を統合した衛星画像モニタリングシステムを開発した。ここでは、陸域情報と水域情報を併せてデータ解析することにより、精度の高い流出水(濁算種類、流出範囲、推定等)解析が可能となった。本システムの有効性は種々の観測結果から確認した。
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