研究課題/領域番号 |
04204019
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
鶴田 禎二 東京理科大学, 工学部, 教授 (90010652)
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研究分担者 |
藤田 茂夫 京都大学, 工学部, 教授 (30026231)
今西 幸男 京都大学, 工学部, 教授 (00025991)
妹尾 学 日本大学, 理工学部, 教授 (40013099)
堂山 昌男 西東京科学技術大学, 理工学部, 教授 (40010748)
吉田 善一 京都大学, 名誉教授 (60025814)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
56,000千円 (直接経費: 56,000千円)
1993年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
1992年度: 52,000千円 (直接経費: 52,000千円)
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キーワード | 機能性材料 / 半導体材料 / 生体機能性材料 / 材料設計 / 作製プロセス / 機能制御 / 材料機能評価 / 機能御制 |
研究概要 |
重点領域研究「機能性材料」は、昭和62年度に発足し、金属、半導体、セラミックス、有機高分子材料などの枠組を越え、原子・分子レベルに立ち返って基礎科学的に材料の持つ機能性の本質を解明し、画期的な機能を持つ材料を創出することを目標として研究を推進し、平成2年度からは後期研究計画に入り、前期とは別の角度から斬新な発想や発見が積極的に生かされるような研究を推進し、数多くの顕著な成果を挙げて、平成4年度に終了した。本研究は、重点領域研究「機能性材料」の6年間にわたる研究成果のとりまとを目的とする。 本重点領域研究の成果は、各年度ごとの研究成果報告書(6冊)と、前期(昭和62〜平成元年度)および後期(平成2〜4年度)それぞれの研究成果を中心とする英文成果報告書(2冊)にまとめられているがこれらの内容について、まず各研究班(A、B、Cの各小領域についてそれぞれ5班、計15班)の班長を中心に検討し、その評価を行った。次に、これらの検討結果に基づいて、本総括班の評価委員を中心とする検討班によって詳細な検討を加え、より広い立場からの評価を行った。これらの評価結果は、本重点領域研究における全体会議、シンポジウムの内容などに関する各種データを含めて、"研究経過報告書"としてまとめた。また、本重点領域研究による成果を内容とする主要な発表論文をまとめた"発表論文リスト"を作成した。 本重点領域研究は、(1)学術の個別化の方向ではなく、総合化の視点に立ったこと、(2)異なる専門分野に属する研究者の協力により従来の枠組にとらわれず材料共通の課題の解明に取組んだこと、(3)新しい研究の萌芽の育成に力を注いだことなど、顕著な特徴を持っているが、6年間にわたる研究推進では、これらの特徴を十分に生かすように努力し、所期の目標を達成することができたと考えている。
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