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トランスジェニックマウスの遺伝的モニタリングシステムの確立

研究課題

研究課題/領域番号 04206206
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関(財)実験動物中央研究所

研究代表者

加藤 秀樹  実験動物中央研究所, 遺伝, 室長 (30142053)

研究分担者 江袋 美知  実験動物中央研究所, 遺伝, 研究員 (40167292)
若菜 茂晴  実験動物中央研究所, 遺伝, 研究員 (90192434)
研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1992年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
キーワードマウス / トランジェニック / 導入遺伝子 / マッピング / ポリオウイルス / 標識遺伝子 / 交配実験 / in situ hybridization
研究概要

本年度は野村班の班員である野本明男らが作製したポリオウイルスリセプター遺伝子DNAのトランスジェニックマウスの4系統についてPVR遺伝子DNAの染色体上の導入位置を決定した。方法は昨年度までに技術導入したin situ hybridizationならびにマイクロサテライトDNA(Research Genetics)および酵素タンパク質の遺伝子を標識遺伝子とした交配実験で行われた。交配実験ではC57BL/6JとDBA/2Jを交配相手として選んだ。結果は次の通りである。
PVR-TglはD4Mit2,D4Mit17,D4Mit12およびD4RCK1と連鎖が認められ,Mit2から動原体側へ8cMの位置に存在することが分かった。
PVR-Tg8はpPep-3(酵素),D1Mit7およびD1Mit13と連鎖が認められ,Pep-3から動原体側へ14cMの位置に存在することが分かった。
PVR-Tg5はD12Ndssll,D12Mit2およびD12Mit4と連鎖が認められNdsllから動原体側へ4cMの位置に存在することが分かった。
PVR-Tg21はD13Mitlから末端側へ38cMの位置に存在することが分かった。
以上の交配実験で得られた個々のトランスジェニックマウスにおける染色体上のPVR DNAの導入位置は,in situ hybridization法で検出された染色体上の位置と相対的に同じであった。なお,Tg21ははじめin situ hybridization法で第9染色体に存在するとされたが、その後第13染色体へ修正された。交配実験で第13染色体にマップされたことから,導入遺伝子のマッピングではin situ hybridization法と交配法の両方で行われることが望ましいことが示された。また,in situ hybridization法から連続して交配法を行うことによって,後者における実験を軽減できることも示された。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 加藤 秀樹: "遺伝,微生物モニタリング" 臨床科学. 28. 249-254 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] Wu X,Wang C,Katoh H,Xing R,Zhang X,Yao G,Zhu B,Moriwaki K: "Genetic profile of LIBP/1 inbred strain derives from the Kunming outbred stock of the mouse" Exp Anim. 41. 541-543 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] Kubota K,Imreh S,Katoh H,Babonits M,Wiener F: "Correlation of myc expression with the growth-arrestrd and transformed phenotypes in hybrids between a Tlymphoma and an antigen-responsive T-cell line" Int J Cancer. 51. 927-934 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] Katoh H,Enbl F,Suzuki K,Matsuda I: "Molocular approaches to the study and treatment of human diseases" Yoshida TO and Wilson JM, (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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