研究課題/領域番号 |
04207103
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
板橋 秀一 筑波大学, 電子・情報工学系, 教授 (70151454)
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研究分担者 |
田中 和世 工技院, 電総研, 主任研究官
桑原 尚夫 西東京科学大学, 理工学部, 教授 (70225324)
壇辻 正剛 関西大学, 文学部英文学科, 助教授 (10188469)
堀口 純子 筑波大学, 文芸・言語学系, 助教授 (00052283)
牧野 正三 東北大学, 応情研センター, 助教授 (00089806)
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研究期間 (年度) |
1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
10,000千円 (直接経費: 10,000千円)
1992年度: 10,000千円 (直接経費: 10,000千円)
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キーワード | 音声データベース / 日本語 / 方言 / CD / DAT / CD-ROM |
研究概要 |
音声データベースの作成:総括班事務局及び成果運用係と密接な連絡をとって研究を進めた。今年度はCD9種とCD-ROM1種を作成した。CDの内訳は東日本方言3種、西日本方言3種、日本語教育用1種、国語教育用1種、上演芸術における音声1種である。CD-ROMには音声・アクセント項目を収録した。これによって、本重点領域研究4年間を通じて、当初の計画を上回るCD19種、CD-ROM3種が作成された。全体の内訳は次のようになる。東日本方言5種(56地点)、西日本方言6種(65地点)、共通項目全体2種(4地点)、教育用2種、琉球方言、アイヌのことば、文章項目(桃太郎・天気予報)、上演芸術の音声各1種の計19種となり、CD-ROMは文章項目(44地点)、文項目(44地点)、語項目(80地点)各1種の計3種となった。これらは、日本語の方言音声を高品質で収録し、データベースとして公開・利用する初の試みの成果であり、今後の利用が期待される。 DAT/CD用フロッピディスクデータベースの作成:昨年作成したCD「全国共通項目(2)」に関する発声内容、話者属性等のラベル情報をフロッピディスクに収め、市販のデータベースシステムで検索できるようにした。これにより、「桃太郎・天気予報」用、「全国共通項目(1)」用と合わせて3種類が揃った。 音声データベース利用の普及活動:これまでに作成した上記のデータベースについて国語学会テーマ発表、国際シンポジウム「日本語音声の研究と日本語教育」および第7回大学と科学公開シンポジウム「国際化する日本語」で発表・報告を行い、また実際の検索方法についてデモンストレーションを行って利用の普及を行った。
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