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聴解指導研究資料文献の現状と問題点-国語教育・日本語教育の実践に役立てるための方策-

研究課題

研究課題/領域番号 04207119
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関国立国語研究所

研究代表者

甲斐 睦朗  国立国語研究所, 日本語教育センター, センター長 (10024085)

研究分担者 加藤 清方  電気通信大学, 留学生教育・研究センター, 助教授 (20185838)
古川 ちかし  国立国語研究所, 日本語教育センター日本語指導普及部日本語教育研修室, 室長 (60190138)
茂呂 雄二  国立国語研究所, 言語教育研究部, 主任研究官 (50157939)
海保 博之  筑波大学, 心理学系, 教授 (60035326)
甲斐 雄一郎  文教大学, 教育学部, 助教授 (70169374)
研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
1992年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード聴解能力 / 資料文献 / 聴解テスト / 教室の談話資料 / 談話分析 / 話し言葉 / 無意味語 / ラベリング項目
研究概要

E11班は,国語教育,日本語教育における聴解指導研究の資料及び研究文献を広く内外に求め,その現状と問題点を明らかにする努力を積み上げてきた。資料とは録画や録音による教室の談話資料のことであり,文字起こしを行った文字言語資料を含めている。
E11班は,次の5つのサブグループに分かれて,それぞれ資料文献を収集すると同時にそれぞれの問題を検討したきた。
1.わが国の昭和20年以降の聴解指導関係の研究文献のカード化及びその複写,そしてその一覧表の作成を行いながら,年代などに関わる傾向と問題の分析を行ったきた。
2.児童・生徒の聴解能力の実態を調査するために,従来の聴解能力調査を検討すると同時にテスト資料を作成し,テスト問題の課題と方法に関する試案を提案している。
3.教室談話資料の採集を東京都及び東北の小学校で録画で継続し,その文字起こしを行いながら,分析を続けてきている。発話の改まりかたの問題、教師と児童の会話の転換の問題など様々な問題点を明らかにしてきている。
4.日本語教育の教室談話資料を,録画中心に採集し,その分析を続けてきている。
5.日本語の話し言葉の特徴記述として無意味語と呼ばれる「あのう」「へえー」などを記述するための枠組み「感動詞記述のためのラベリング項目案」の作成を行ってきた。
以上,5つの班の活動内容を簡単に記述してきた。それらの研究内容の概要は1993年3月にまとめたE11班の研究成果報告書『聴解能力の基礎研究』に明らかである。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 甲斐 雄一郎: "小・中学生の聴解能力の実態調査" 文教大学国文. 21. 21-30 (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 茂呂 雄二,小高 京子: "日本語談話研究の現状と展望" 国立国語研究所研究報告集. 14. 245-280 (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 甲斐 睦朗: "音声言語教育の課題" 『文化言語学の建設』(三省堂). 27-38 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 甲斐 睦朗他: "『聴解能力の基礎研究』(E11班研究成果報告書)" 甲斐睦朗 甲斐雄一郎 茂呂雄二 鮎沢孝子 加藤清方, 160 (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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