研究課題/領域番号 |
04209103
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
柳町 晴美 信州大学, 経済学部, 講師 (60174554)
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研究分担者 |
江口 卓 農業環境技術研究所, 環境管理部, 科学技行特別研究員
松本 淳 東京大学, 理学部, 助手 (80165894)
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研究期間 (年度) |
1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1992年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 積雪深 / 降雪量 / データベース / 地理情報システム / GIS / 霧ケ峰 |
研究概要 |
今年度の研究成果は以下の通りである。 1.平成2年度、平成3年度に継続して、多くの観測所の日積雪深データを収集・整理し、パソコン上で利用できる積雪データベース(観測値)の作成を行った。 2.地理情報システム(GIS)として位置付けられる「積雪データ処理システム」を開発した。これは、データベース化された積雪深データを用いて、日積雪深分布図に関する画像データベースを作成し、任意の日、任意の地域の積雪深分布をパソコンディスプレーに表示できるものである。 3.構築したシステムを利用して1960年代以降の積雪深変動について検討し、以下の知見と得た。 (1)1960/61から1989/90の30年間の積雪深変動は、10年平均で見ると1月1日,2月1日,3月1日はほぼ同様の傾向を示し、北陸・山陰を中心に1970年代は減少,1980年代は増加傾向にあった。 (2)12月1日は逆の傾向が見られ、北陸・山陰を中心に1970年代は増加、1980年代は減少傾向にあった。 4.積雪深分布図資料と、一昨年度と昨年度に現地調査を行った山岳地域(霧ケ峰)の積雪等に関する研究成果をまとめ、報告書を作成した。
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