研究課題/領域番号 |
04209110
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 慶応義塾大学 |
研究代表者 |
久保 幸夫 慶應義塾大学, 環境情報学部, 助教授 (40107694)
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研究分担者 |
鈴木 厚志 立正大学, 文学部, 専任講師 (60187705)
岩崎 一孝 北海道大学, 文学部, 助教授 (90176537)
宇都宮 陽二郎 国立環境研究所, 主任研究員 (60101052)
両角 光男 熊本大学, 工学部, 助教授 (50040449)
碓井 照子 奈良大学, 文学部, 助教授 (30068829)
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研究期間 (年度) |
1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
19,000千円 (直接経費: 19,000千円)
1992年度: 19,000千円 (直接経費: 19,000千円)
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キーワード | 地理情報システム / GIS / リモートセンシング / マルチメディア / GPS |
研究概要 |
本年度は、主要研究項目として、地理情報システムの利用と教育と、未来型の地理情報システムの概念と設計、に関して研究を行なった。地理情報システムの利用として、リモートセンシングと地理情報システムの結合に関する研究を行なった。宇都宮は主として生態に関する研究を雲仙で行ない、安仁屋は出作りに関する歴史的研究を白山で行なった。この結果、GISとリモートセンシングの結合パターンとして、リモートセンシングから得られたデータをGISで処理するものと、逆にGISデータを用いて、リモートセンシングのグランドツルースとする両者があり、ともに有効であることが判明した。GIS教育に関しては、碓井が各国のGISカリキュラムの比較を行なった。また、アメリカの国立地理情報・分析センターが作成したGISコアカリキュラムの日本語化を行なった。 未来型のGISとしては、3次元地理情報システムを用いて、両角が視界と景観に関する基礎的な研究を行なった。データ取得方法に関しては、久保がGPSを利用した観測システムに関する研究を行なった。また、マルチメディアGISに関しては、重点領域全体の報告書をCD-ROMで作成中である。このための技術開発を行なった。将来のGISのデータベース構造として興味が持たれているオブジェクト型データベースに関して、碓井が基礎的な検討を行なったほか、久保がその言語構造などに関して検討を行なった。
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