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技術移転の経済効果

研究課題

研究課題/領域番号 04210104
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関筑波大学

研究代表者

森村 英典  筑波大学, 社会工学系, 教授 (50016010)

研究分担者 棚橋 啓世  東京経済大学, 経営学部, 教授 (40197504)
木嶋 恭一  東京工業大学, 工学部, 助教授 (10134826)
柳井 浩  慶応義塾大学, 理工学部, 教授 (60051447)
鈴木 久敏  筑波大学, 社会工学系, 助教授 (10108219)
佐々木 尚人  筑波大学, 社会工学系, 教授 (70053618)
研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
1992年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
キーワード高度技術社会 / 南北問題 / 技術移転 / 国際分業 / ソフト技術 / 数理モデル / 知的財産権 / 市場競争
研究概要

21世紀を控えて,資源や環境の制約の下に,どのように高度技術社会が建設されていくかというパースペクティブを描くためには,世界の平和と経済発展が欠かせない。いわゆる南北問題への適切な対処や先進国間の摩擦回避が不可避であり、先進国から開発途上国への技術移転,先端技術分野での先進国間の技術協力と開発競争が,どのような経済的な効果を持ち得るのかという見通しを得,基礎的な知見を整理することが重要である。以上の認識の下に,できる限り単純化したスキームの上で要因間の関連を論ずるために,本研究では特に数理モデルを介して技術移転の経済効果を論ずるアプローチを採用した。
3年間の研究テーマとして,(1)技術移転の諸条件や環境などの調査分析、(2)知的財産権に関わる諸問題,(3)数理モデル作成のための試行的研究を取り上げた。(2)は昨年度までに研究を完了したので,本年度は(1)と(3)に関して,追加的な研究と研究成果の取りまとめを行った。
(1)では,高度技術社会における技術移転の意義を根元的に問い直し,2つの成果「高度技術社会における技術移転の意義と展望」,「研究開発の非線型プロセスと技術移転に関する一考察ー高度技術社会における技術開発と技術移転ー」を得た。また、広い意味のソフト技術,特に経営科学的色彩の強い技術移転の具体例として,TQC/TQMの技術移転とCAD/CAM技術の移転を取り上げ,報告書に研究成果を取りまとめた。
テーマ(3)の技術を視点に入れた数理モデルを作る方向での研究では,需要関数と生産コストの位置関係によって市場の状況を分類して議論する「技術力と市場競争」モデルを作成し、シミュレーションを通して,技術の向上や投資政策などを様々に変化させたシナリオの上で,提案するモデルの頑健性をチェックした。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 柳井 浩,森村 英典,鈴木 久敏: "国際生産協力モデル" オペレーションズ・リサーチ. 38. (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 柳井 浩: "人口に与える生産性と生存率の影響" オペレーションズ・リサーチ. 38. (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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