研究課題/領域番号 |
04210115
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
高橋 幸雄 東京工業大学, 大学院情報理工学研究科, 教授 (70016153)
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研究分担者 |
大西 匡光 東北大学, 経済学部, 助教授 (10160566)
武藤 滋夫 東北大学, 経済学部, 教授 (50126330)
柴田 洋雄 山形大学, 人文学部, 教授 (80007145)
大内 東 北海道大学, 工学部, 教授 (50002308)
高橋 伸夫 東京大学, 教養学部, 教授 (30171507)
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研究期間 (年度) |
1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
10,200千円 (直接経費: 10,200千円)
1994年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1993年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
1992年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
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キーワード | 地域社会システム / 地域情報化 / 地域医療 / マルチハビテーション / 公共意思決定 / 地域産業 / 高度技術社会 |
研究概要 |
本研究では、新しい形態の地域社会システムにおける文化的生活基盤について、東北・北海道の地域を具体的にイメージの対象としながら、経済学、経営学、理学、工学などの異なったバックグラウンドをもった研究者達が協力して、地域における様々な問題を各自の得意とする手法を用いて研究を行った。具体的な研究成果は次の通りである。 ・地域情報化について:社会の情報化が価値の多様化を促進し、地域のアイデンティティーがなくなりつつあるということがいわれている。この点を確認するため、地方紙と全国紙の記事、広告を詳細に検討し、情報化の影響について検討した。 ・地域医療について:地域医療を充実させていくために、まず、地域医療施設の実態を把握することを目的に、クラスター分析により、北海道地域の医療施設の類型化を試みた。その結果、老人医療に対する対応の違いなどにより4つのタイプに類型化することができることがわかった。 ・マルチハビテーションの分析:地方と都会の両方に時分割的に居住する態様が一般化するという見通しのもとに、そのようなことが起こるための条件をモデル的に検討した。 ・公共意思決定の問題:上のような状況における地域意思決定の問題を考えた。残念ながら、時間の制約のため、この目的は十分に果たすことができなかったが、その前段階として1票の価値の重みをゲーム理論的に分析した。 ・その他:地域の産業配置、企業立地の問題等についても研究を行った。
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