研究課題/領域番号 |
04210117
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
真壁 肇 東京工業大学, 工学部, 名誉教授 (10016305)
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研究分担者 |
中條 武志 中央大学, 理工学部, 助教授 (40198106)
鈴木 和幸 電気通信大学, 電気通信学部, 助教授 (00130071)
宮村 鐵夫 中央大学, 理工学部, 教授 (20106892)
飯塚 悦功 東京大学, 工学部, 助教授 (50017448)
久米 均 東京大学, 工学部, 教授 (10011222)
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研究期間 (年度) |
1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1992年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
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キーワード | 品質保証 / ソフトウェアの品質保証 / 製品責任 / 信頼性 / 設備管理 |
研究概要 |
本研究は高度技術の進展の下に変容しつつある社会における課題を品質保証の立場により検証し、かつ、これらを解決する上において重要と考えられる研究テーマについて研究を進め、多くの知見をまとめ、かつ、これらの成果を品質保証の体系として総括できるものとした。高度技術が急速に進歩するようになった1960年代より品質保証の概念とその体系が次第に形成されるようになって来た。しかし、品質保証に関する総合的な研究は十分に行なわれていないために、本研究においては、今後の品質保証の体系を明確にするために、(1)ソフトウェアの品質保証、(2)製品責任と製品安全技術の確立、(3)日本と米国の品質保証と信頼性技術の比較研究、(4)設備管理、などに重点をおいて研究を進めた。 その結果、ソフトウェアの欠陥を防止する方法論を確立し、製品責任問題事例を分析して得られた知見にもとづいて、製品欠陥を未然に防止する製品安全技術のための品質保証の方法を検討し、また、設備の有効利用と設備の事故故障の防止のための最適方策を見出すなど、今後の品質保証の体系を構築する上に重要となる研究成果を得た。また、品質管理と品質保証はその概念と体系が各国の社会的文化的風土に依存して形成されているので、現在、品質保証の国際規格も制定されている。本研究では、このため日本と米国の品質保証と信頼性技術の比較研究をも行ない、この新しい動向に関する知見を与え、かつ、上にのべた課題(2)の研究をも補完している。 高度技術社会においては環境・省資源問題や雇用・労働問題などがとり上げられているが、本研究の成果には、これらの課題に関連する所が少なくない。ここに得られた研究結果はまた社会的品質の立場により考察されることによって、今後の品質保証の体系を構成する上に重要な役割を果すことが期待される。
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