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高度技術と国際関係

研究課題

研究課題/領域番号 04210204
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東京大学

研究代表者

山本 吉宣  東京大学, 教養学部, 教授 (20092025)

研究分担者 並木 誠  東京大学, 教養学部, 助手 (90242023)
中井 検裕  明海大学, 不動産学部, 助教授 (80207711)
田中 明彦  東京大学, 東洋文化研究所, 助教授 (30163497)
小寺 彰  東京大学, 教養学部, 助教授 (80107490)
岩田 一政  東京大学, 教養学部, 教授 (80193746)
研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
1992年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
キーワード国際関係 / 科学技術協力
研究概要

今年度においては、高度技術と国際関係に関して、次のような研究活動を行った。
1)国際法、国際政治、国際共済からの研究の断続
2)国際的な協力に関しての数理的なモデルの構築を断続し、データによる検証を行った。
3)戦争、粉争、共済、技術についての長期的なデータを収集し、データ解析を開始した。
研究の中心は、2)であり、そこでは、1つは、技術を国際的な公共財としてみた場合の、協力のあり方についてのモデルが構築された。そして、公共財の供給に関して、ナッシュ的衡解のさまざまなあり方を、とくに、協力に参加するグループのサイズ、という観点から分析した。そこでは、条件によって、協力が全く成り立たない場合、1ヵ国だけが協力する場合、グランド・コアリッションができる場合、の理論的な区分けが行われた。しかし、たとえば、環境に関する協力においては、ナッシュ解が、条件によって、さまざまなグループ・サイズをとりうることが示された。そして、理論的に、ナッシュ解にあるグループ・サイズの分布は、条件により、ポアソン、ユール、幾何、フィツシャータログ級数分布をとることが示された。そして、データによる検証の結果、科学技術協力は、ポアソン型の分布になることが多いことが示された。このような発見は、いままでなされきた研究によっては、明らかにならなかったことである。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 山本 吉宣: "冷戦と国際政治理論" 国際政治. 100. 16-34 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 山本 吉宣: "新世界システムと南北問題" ファイナンシャル・レビュー. 25. 26-40 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] Yoshinobu yamamoto: "Alliance and Collective Security in the Post Cold War Era" IIGP Paper. 1-21 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] Komei Fukuda and Makoto Namiki: "Firding All Common Bases in Two Matroicls" Working Paper. 33. 1-12 (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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