• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

エコ産業革記の技術・社会構造

研究課題

研究課題/領域番号 04210207
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関九州大学

研究代表者

井村 秀文  九州大学, 工学部, 教授 (20203333)

研究分担者 二渡 了  九州大学, 工学部, 助手 (60173506)
研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1992年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードエコ産業革命 / 省エネ・省資源 / エコポリス / 環境意識 / 地球環境 / 世諭調査
研究概要

1.エコ産業革記の技術構造-環境調和型未来都市の技術構造
民生部門(家庭及び業務用ビル)における地球温暖化対策技術の評価を行った。その結果,(1)個々の技術としてすぐれているだけでなく,国や地域単位でのCO_2排出抑制の上でマクロ的な効果がなければならないこと,(2)対策技術を効率的に適するためには,需要が大量かつ集中的に存在する都市部が中心となること,(3)対策技術を開発し,その導入を促進するためには種々の課題があること,等が明らかとなった。
2.エコ産業革命の社会構造
(1)世諭調査にみる環境意識の変化:昭和40年代から現在に至るまでの各種世諭調査結果を体系的に整理し,環境問題に対する社会構造の変化について分析した。昭和40年代は「環境か経済か」という二者択一式の議諭であったものが,近年では「経済発展と環境保護の両立が可能」という考え方が登場し,さらに現在は「両立可能」から「環境保護重視」へ意識が変してきている。
(2)生活者の環境意識構造分析:福岡市及び久留米市市民を対象に「地球環境と暮らしに関するアンケート」と題する質問表調査を実施した。その結果,地球環境問題に対して,その重要性についての認識や関心は高いものの,エネルギー節約のための行動の実行度は低かった。「何をすればよいのかわからない」等の回答が多かった。その理由としては,環境保全のための情報が不足していることが明らかにされた。また,行政や企業の取り組みが不十分であるとの回答も多かった。
(3)政党及び業界団体を対象とした質問表調査:民間調査機関との協力により,「環境政策に関する調査」を実施した。その結果は,現在解析中である。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 池田 秀昭,他: "都市整備にともなう環境インパクトの定量化に関する研究" 平成4年度土木学会西部支部研究発表会講演概要集. (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 奥田 幹夫,他: "地球環境保全に関する生活者の意識調査研究" 平成4年度土木学会西部支部研究発表会講演概要集. (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 中村 浩之,他: "世諭調査にみる市民の環境意識変化" 平成4年度土木学会西部支部研究発表会講演概要集. (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 環境庁企画調整局地球環境部編地球温暖化対策技術評価検討会: "地球温暖化防止対策ヘンドブック3民生編" 第一法規, 152 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

URL: 

公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi