研究分担者 |
日暮 吉延 鹿児島大学, 教養部, 助教授 (30253917)
坂元 一哉 大阪大学, 法学部, 助教授 (20183816)
梅本 哲也 静岡県立大学, 国際関係学部, 助教授 (10193947)
波多野 澄雄 筑波大学, 社会科学系, 教授 (00208521)
石井 修 一橋大学, 法学部, 教授 (60116530)
森山 茂徳 独協大学, 法学部, 教授 (50107497)
酒井 哲哉 北海道大学, 法学部, 助教授 (20162266)
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配分額 *注記 |
26,700千円 (直接経費: 26,700千円)
1994年度: 7,900千円 (直接経費: 7,900千円)
1993年度: 11,100千円 (直接経費: 11,100千円)
1992年度: 7,700千円 (直接経費: 7,700千円)
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研究概要 |
第一に,本研究グループを基礎にして進めてきた戦後外交に関する共同研究を,『戦後外交の形成』(年報近代日本研究・第16号)として11月に山川出版社から刊行することが出来た。これは,北岡班のメンバーのうち梅本を除く5名と五十嵐班の2名(李,中西<公募研究>),それに戦後研究グループ以外の様々な分野(思想史,国内政治史,外交史,中国研究)の研究者4名を加えた11名によるもので,戦後外交というテーマの新しさのみならず、様々な分野の密接な共同作業の成果であること,科研グループとそれ以外の研究者との交流を促進したこと,さらに韓国,中国出身の仲間が参加したことなどにおいて,ユニークな成果であると信じる。 さらに,北岡が国際政治学会の機関紙,『国際政治』(5月刊行予定)において,戦後50年を記念して,特集号「戦後外交と戦後構想」を編集することとなったため,この研究グループとも共同研究を進め,戦前と戦後の連続性,戦後構想と戦後外交の関連などについて,理解を深めることが出来た。 それ以外には,今年も五十嵐班との共同研究会を中心に,研究を進め,本重点領域研究の総括的国際シンポジウムの開催や,本研究終了後の活動方針などについても議論した。他方,このように,研究の総括,出版に力を注いでいたこともあって,とくに新しい取り組みをする時間は十分なかった。止むを得ないと考えている。
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