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ソフトウェア構成のためのオブジェクトベースの研究

研究課題

研究課題/領域番号 04219107
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関北陸先端科学技術大学院大学

研究代表者

片山 卓也  北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 教授 (70016468)

研究分担者 徳田 雄洋  東京工業大学, 工学部, 助教授 (30111644)
田中 克己  神戸大学, 工学部, 教授 (00127375)
土居 範久  慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (50051553)
研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
9,000千円 (直接経費: 9,000千円)
1992年度: 9,000千円 (直接経費: 9,000千円)
キーワードソフトウェアデータベース / オブジェクトベース / 属性文法 / プログラムベース / クラスライブラリ / ハイパーテキスト / 制約 / オブジェクト
研究概要

ソフトウェア構成のためのオブジェクトベースに関して以下のような研究成果をえた。片山は、ソフトウェアデータベースの記述体系であるオブジェクト指向属性文法OOAGの高速な処理系、特に評価器の高速化、グラフィカルユーザインタフェースの応答性の向上を考慮した構成法および永続的オブジェクトの実現方法に関する研究を行なった。その結果、実用的なソフトウェアオブジェクトベースの構成に利用可能なシステムを構成することが出来た。土居は、ソフトウェアオブジェクトベースの具体例としてC++のクラスライブラリの再利用を目的とするC++プログラムベースの設計・構築を行なった。本研究では、従来のファイルシステムベースであったクラスライブラリを、オブジェクト指向データベースを用いることでオブジェクトベースに変換することによりプログラムコードの問合せ機能を提供し、再利用効率を向上させることが出来た。田中は、ソフトウェアオブジェクトベースには通常のデータベースとことなる技術が要求れさるという観点に立って、ソフトウェアデータベースに適したハイパーテキストデータベースシステムの構築技術の研究、データベース質問のメソッド化と述語ベースの動的メソッド束縛機構、およびインスタンス間継承とレイヤに基づくオブジェクトの多重ビューの実現機構の研究を行ないソフトウェアオブジェクトベースの要件を明らかにした。徳田は、ソフトウェア開発過程の支援に必要となるオブジェクトベースの構成に必要な属性依存関係に基づく問合せ処理の効率化、オブジェクトベースのマルチメディア化、ソフトウェアオブジェクトの制約記述法およびソフトウェアオブジェクトの制約評価法について研究を行ない、命令型制約文法と時間属性超グラフ文法および制約の評価法デルタブルー法の改良を得た。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] M.Suzuki: "Redoing:A Mechanism for the Flexibility and Dynamism of Software Process" Proc.of 2nd International Conference on the Software Process. 2. 84-99 (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 武田 智裕: "C++のためのプログラムベース" 情報処理学会ソフトウェア再利用技術シンポジウム論文集. (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] K.Tanaka: "Two-Level Schemata and Generalized Links for Hypertext Database Models" Proc.of 2nd Far-Fast Workshop on Future Database Systems. (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] Y.Kimura: "Timed Attribute Hypergraph Grammars" 日本ソフトウェア科学会第9回大会論文集. 9. 405-408 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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