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ファルネシルニリン酸の尾部一尾部二量化酵素とその反応機構に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 04220209
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東北大学

研究代表者

西野 徳三  東北大学, 工学部, 教授 (90005827)

研究期間 (年度) 1991 – 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1992年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワードスクアレン合成酵素 / ファルネシルニリン酸合成酵素 / フィトエン合成酵素
研究概要

1.今回のスクアレン合成酵素も膜結合型の酵素であった。さらに、デヒドロスクアレン合成酵素も膜結合型であったが両者共、細胞破砕処理によって簡単に可溶化される位の弱い結合型酵素であることがわかった。
2.高度好熱好酸菌Sulfolobus acdocaldariusの培養に成功せず、この研究計画を達成することはできなかった。長期保存により菌の性質が変化したものと思われた。代り別の高度好熱菌を用いて研究を進めたが、この菌では目的のジフィタニルグリセロールは生合成せず、この研究は中断せざるを得なかった。
3.上記ジフィタニルグリセロールの生合成中間体、ゲラニルゲラニルニリン酸合成酵素が得られた。好熱菌の酵素という観点でこの遺伝子の単離を行い、現在シークエンスを行っている。
4.中等度教熱菌Bacillus stearothermophilusのファルネシルニリン酸合成酵素遺伝子を単離し、クローニング、シークエンスを行った。さらに、これを大腸菌に形質転換し大量発現させる系を確立した。酵素の結晶化にも成功し、現在酵素学的な性質を調べている。
5.表題の酵素の類似酵素であるフィトエン合成酵素の遺伝子クラスターの個々の同定に問題があった。そこで今回crtE遺伝子を調べゲラニルゲラニルニリン酸合成酵素であると訂正した。現在この遺伝子の大量発現系を確立する為研究を進めており、その後フィトエン合成酵素の研究に進む予定である。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] T.Koguma: "Thermostable Farnesyl Diphosphate Synthase of Bacillus stearothermophilus:Nolecular cloning Seguence Detrmination,Overproduction,and Purification" J.Biochem.113. 355-363 (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 西野 徳三: "新生化学実験講座 第4巻 脂質" 東京化学同人, (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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