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抗ウイルス活性を目的としたチオヌクレオシドをおよび関連化合物の合成

研究課題

研究課題/領域番号 04226217
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関岡山理科大学

研究代表者

上西 潤一  岡山理科大学, 理学部, 助教授 (50167285)

研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1992年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードチアフラノース / 核酸 / チエタン / プソイド核酸 / チオヌクレオシド
研究概要

1.我々の開発した合成法に従ってアリルアルコール(1)よりチアフラノース(2)を大量合成し、核酸塩基とカップリングを行った。条件としてアセトニトリル中四塩化錫を用いて、シリル化した核酸塩基と反応させる条件が最適であり収率良くα,β両異性体を得る事が出来た。そして最終的に、以下に示すチアヌクレオシド類を合成することが、できた。
JA01KA
またこれらの化合物の内、いくつかについてX線結晶構造解析を行いその絶対構造を決定した。そしてテトラヒドロチオフェン環をもつ核酸においても5'位とピリミジン環の相対配置が天然核酸と非常に似通っていることを明らかにできた。
2.次に上記の合成手法を拡張し、2位にメチル基の置換した2種のウリジン誘導体を合成することができた。
JA02KA
3.上記で合成した化合物中チミジン誘導体に顕著な抗HSV-1,HSV-2およびHIV活性がin vitroの試験で観察された。
4.4-ヒドロキシ-2ブテナールのジエチルアセタールより出発し5段階でチエタノースに導いた。しかしながら核酸塩基の導入はおろかこれに対するいかなる置換反応にも未だ成功していない。
JA03KA

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] J.Uenishi,K.Takahashi,M.Motoyama and Akashi: "Synthesis and X-Ray Structure of 4'-Thio thy midine" Chem.Lett.255-256 (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] J.Uenishi,M.Motoyame and K.Takahashi: "Synthesis of 4'-Thianucleoside" Nucleic Acids Symp.Ser.27. 77-78 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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