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ICAIにおける対象世界モデルとそれに基づく概念形成・知識獲得支援に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 04229109
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関早稲田大学

研究代表者

小原 啓義  早稲田大学, 理工学部, 教授 (40063367)

研究分担者 小西 達裕  静岡大学, 工学部, 助手 (30234800)
伊東 幸宏  静岡大学, 工学部, 助教授 (20193526)
内田 種臣  早稲田大学, 理工学部, 教授 (40130869)
白井 克彦  早稲田大学, 理工学部, 教授 (10063702)
研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1992年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード知的教育システム / 対象世界モデル / 対話システム / 意味表現 / 自然言語理解 / 語学教育
研究概要

本研究の目的は,概念形成及び知識獲得の支援を行う知的教育システムにおける,対象世界モデルの表現法・利用法を明らかにすることである。本年度は特に,対象世界モデルの利用という観点から,概念形成・知識獲得支援を行う対話型問題演習システムにおける世界モデルの役割について検討し,対話に必要とされる世界モデルのタイプ,対話文理解における世界モデルの利用法,そこで利用される世界モデルの表現法等を明らかにした。概念形成及び知識獲得支援には,少なくとも解法のモデル,対象教科の世界モデル,対象教科の知識全体のモデル,学習履歴モデル,教育計画モデル等のモデルが必要であることが明らかになった。学生から十分に幅広い内容の入力文を受け付けるためには,入力文をこれらのモデル中に位置づけることによって意味解釈を行う必要がある。その際,入力文の持つ基本構造(構文構造,意味構造)に基づく処理を共通化するために,各モデルは,自然言語の構文構造・意味構造に対応する形式で記述されなければならない。本研究ではこの条件を満たす表現形式として高木・伊東の意味表現をベースとする表現法を用いた。以上の知見に基づき,高校化学の計算問題を対象とする対話型問題演習システムを構築した。
さらに,語学教育システムにおける対象世界モデル表現に関する基礎的検討を行い,英文法モデル,韓国語作文プロセスモデルの表現法を提案し,その成果を踏まえて,前者については簡単な質問応答システムを,また後者については韓国語作文演習システムを構築した。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 小西,伊東,高木,小原: "学習者に高い自由度を与える 対話機構をもつ知的CAIについて" 電子情報通信学会論文誌 D-II. J75-D-II No.8. 1397-1410 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 小西,伊東,高木,小原: "学習者に高い自由度を与える 対話機構をもつ知的CAIについて" 電子情報通信学会技術研究報告 ET92-19. 133-140 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 李,小西,高木,白井,小原: "日韓作文演習用知的CAIにおける文法の類似性を用いた誤文解析および指導戦略" 情報処理学会技術研究報告 93-CE-25. 41-48 (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 中村,今田,小西,高木,小原: "英語教育用ICAIシステムにおける英文法知識の表現手法" 人工知能学会第6回全国大学. 831-834 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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